大企業に就職しても安泰ではないが、大企業以外も安泰ではない。

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大企業に就職しても安泰ではない。

特別な理由や目的がハッキリと定まっていて、就職したい企業が決まっているわけでもない限り、

新卒で就活をしているのなら、まずは大企業を目指すべきだと考えている。

しかし、大企業へ就職することについて、次のような考えを持つ学生、社会人も存在する。

「大企業に入ったからと言って安心しても良いわけではない。」

この考えは正しい。

近年、好景気と言われながらも上場企業で自主退職を募るニュースが増えている。

事実上の人員削減に当たるが、

経団連もトヨタも双方のトップが「終身雇用は無理」と言ってしまっているので、

定年までに転職や自分自身で商売を始めることを前提にして私たちは働いていかなければならない。

そのため、「大企業に入って定年まで勤め上げていればそれで人生は安泰だ。」

そんな思いを持つことが危険だという考えは間違いなく、誰しもが心得ておくべきだと言える。

しかし、倒産のリスクは中小企業の方が高い

前述の通り、確かに大企業へ就職することで一生安心して生きていくことができるとは限らない。

しかし、だからと言って大企業へ就職するという選択肢が危険だとは一概に言えない。

また、大企業以外へ就職することが正しいとも限らない。

それは中小企業の方が倒産する可能性が圧倒的に高いことが理由にある。

東京商工リサーチの調査によれば、2019年の倒産件数は8,383件。

そのうち、上場企業の倒産件数は1件。シベールという企業のみという結果になっている。

中小企業も倒産件数自体は減少傾向にはあるものの、それでも例年8,000件程度は倒産している。

一方で、上場企業の倒産は例年1件か2件という結果。

中小企業への就職は、会社員人生が安泰だとか安泰ではないとか、

そんなことを言ってる次元ではなくなる。

「自分の会社がいつまで生き残ることができるか」というより切羽詰った問題になる。

結局、どちらにしても競争にさらされる

統計情報から見ても、大企業の方が倒産する可能性は低いが、失業リスクがなくなるわけではない。

大企業は潰れない代わりにリストラという人員削減策を持つことが理由にある。

今は自主退職という形で人減らしを行なっているが、今後やってくるかもしれない不景気のタイミングでは、

表立って社員をクビにはしないものの、あの手この手で退職を促すことは以前から日本企業が行なってきたことでもある。

そのような状況の中では、熾烈な社員同士の競争が生まれることになる。

普段からアイツは使える。アイツは使えない。と言った会話をする社員が存在するが、

そうした話が社員人生において死活的な問題につながる可能性がある。

結局、冒頭に書いた通り大企業も中小企業も安泰ではないのは間違いない。

就職先ではなく市場価値を上げることにこだわる

私たちは大企業はリストラ、中小企業は倒産という形で失業するリスクを持っている。

どこに言っても同じだというのなら、するべきなのか?

結論としては次のようになる。

  • 自分で選んだのであればどこに就職しても問題はない
  • どこに就職しても自分自身の市場価値を向上させなければならない
  • 就職先では単純労働ではなく自分自身のスキルアップをできることが理想
  • 市場価値の向上には自身の勉強と就職先での業務経験の蓄積などがある
  • 中小・ベンチャーにスキルアップの機会があるなら当然就職先の選択肢に含まれる
  • できる限り労働条件の良い企業で働くべきであることは忘れてはならない
  • 大企業は労働条件は比較的良い

就職先の選択にはいくつかの要素がある。

全てを含むことはできずとも、できる限り多くの要素を含む企業を選択するべきだと考えている。

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