就活生にも新社会人にもオススメのキャリアを考える本「苦しかったときの話をしようか」を紹介

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一冊本を紹介。

タイトルは「苦しかったときの話をしようか」

森岡毅さんというマーケティングのプロ著者の本です。

wikiによれば大学卒業後、1996年P&G入社。

ヴィダルサスーン、パンテーンなどの有名ブランドマネージャーなどを経て買収したウエラ・ジャパンの副代表などを歴任。

その後2010年にUSJに入社し、当時入場者数が少なく危機的状況だったユニバーサル・スタジオ・ジャパンを改革します。

その結果、2010年には700万人台だった入場者数を2017年には1400人台まで倍増させることに成功し、劇的な回復に導きました。

とても凄い方ですが、恥ずかしながら私もどのような方か知りませんでした。

今回の「苦しかったときの話をしようか」と言う本では、就職活動を控えた大学2年生の娘さんに向けて書いたメッセージを、ほとんど原文から変える事なく、本にして出版されたものです。

外向きではない家族に向けて書いたリアルな文章だからこそ、著者の本音が出ていて響くと言う声があります。私も現在読んでいます。

今回のタイトルには就活生にも新社会人にもと書いていますが、正直それだけには収まらず、

大学生、就活生、新社会人、就職して数年後の若手、キャリアに悩む30台、子供が成長してきた事で子供の将来を心配する40代以降の親世代まで、

仕事と人生設計の話なのでリタイア世代を除くほぼ全ての世代が読んで響く内容になっているのではないかと思います。

まだまだ序盤ですが、現時点で読んだところまでてメモした部分を引用します。

やりたいことがわからない。就職先を決められなくて迷っているならこの文章が良いかと思います。

「君が悩むべきなのは、具体的な就職先ではない。君が真っ先に悩んでそして最後まで集中して考え抜くべきなのは、君のキャリアにとって重視すべき「軸」なのだ。」

著者の森岡さんにとっての就職するための基準となる軸は二つあったそうです。

1経営者に必要なスキルが身につくこと

2成長のスピードが早いこと

業界や商材は気にしなかったので、最終段階で銀行、商社、P&Gで悩んでいたが、最終的には上記の二つの軸からP&Gにしたとのこと。

私自身に響いたのは以下の文章です。

「成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない。」

置かれた場所で咲きなさいと言う本が以前話題になりましたし、苦手なことを克服しようという意見はいたるところで聞きますが、

そういった意見とは真っ向から対立する意見ですね。自分の強みを突き詰めなければ成功はできない。となれば自分の強みは何かを探さなければなりません。

続いて、

「キャリア戦略とは、その人の目的達成のために、その人が持っている”特徴”を認識して、その特徴が強みに変わる文脈を探して泳いでいく、その勝ち筋を考えると言う事だ。」

「最終的には同じような強みを持つ人たちと比較される中で、相対的に秀でていかねばならないのだ。」

「オンリーワンとは、ある文脈においてのナンバーワンを指すことを忘れてはならない。花も人も相対的に競争をある程度は勝ち残らないと、商品や労働力としても買ってもらえないのだ。」

自分の強みを伸ばそうと言う意見も良く聞きますが、

さらに踏み込んで同じ強みを持った人々と競争し、勝ち残らなければならないとまで読んだのは私の中では初めてです。

私自身も働き出してから何年か経ちますが、就活の際に考えていたのはまずは苦手な分野の克服をしようと思っていたことです。

先ほどの「置かれた場所で咲きなさい」という言葉、私は結構好きで、人間本気でやればどんなことでもある程度のところまではできる。と思っているのですが、

それでも仕事の向き不向きというのはあるようで、最初に就職した職業でトップを取ることは、

絶対に無理とは言わないまでも、ほとんど達成することは難しいなと感じていたところではありました。

苦手なことは自分の中でかなり意識して改善しようと努めてはいたのですが、

逆に強みを考えたことはあまり無かったなと思います。

仮に苦手なことをもし克服できたとしても、その分野で得意な競合相手がいたとすると勝てる見込みは薄い。

となれば他の誰もできないようなことで自分ができることを探さなければなりません。

得意でなくても好きでなくても良いとは思いますが、それが強みに繋がるのだろうとは思います。

強み、就活の時には考えていたとは思いますが、質問されたときの答えとして用意はしていたんでしょうが、

どんなものだったかはっきりと思い出せないので、腹落ちするほどの答えは得られていなかったと思います。

私自身は20代の若手の社員なので、まだまだ仕事をするための基礎力を固めていく時期だと考えています。

だから足元の仕事にしっかり取り組んで行く時期であることは間違いがないのですが、

ここ最近の自主退職という名のリストラが行われていることを見るにつけ、会社に縋っていても良いことはないとと感じします。

今は良くても10年後、20年後、会社が私にかける人件費と私が会社にもたらす利益を天秤にかけた時、

果たして会社は私を必要とするかどうか、正直わかりません。

いつか労働力として自分を売ることはやめて、自分が作り出す商品やサービスで勝負したいという気持ちがありますが

何の後ろ盾もない状態で勝ち残れるほど簡単ではないでしょうから、

やはりまずは労働力として雇われる価値を作り出していかなければならないのですが、

今回の本は、どうやって自分の市場価値を上げて行くかを考える、良いきっかけになると考えています。

今年のGWは10連休とゆっくり時間が取れるので、

私自身のやりたいことを含め、今後のキャリアと取り組むべきことについてじっくり考えてみようと思います。

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