[映画]ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲[レビュー・評価]

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久しぶりに映画を見た。ネタバレ含めながら感想でも書いておく。

映画『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』本予告

あらすじ・作品情報

あらすじ

諜報機関であるMI7がサイバー攻撃を受け、すべてのスパイの情報が漏洩してしまった。

その後も相次ぐサイバー攻撃に晒される中、犯人を突き止めるために漏洩したリストには載っていない引退したスパイが集められた。

その一人であったジョニー・イングリッシュは、犯人を調査するよう指示を受け、相棒のボフとともに南フランスへ向かう。

作品情報

ローワン・アトキンソン主演、デヴィッド・カー監督のスパイコメディ映画。

ジョニー・イングリッシュシリーズの3作目にあたる。

1作目が2003年、2作目が2011年、3作目が2018年と1作毎の間隔がとても長い。

作品のパッケージを見るだけでもローワン・アトキンソンがかっこよく年齢を重ねているのを見ることができる。

スパイ映画にはリアリティを求めるもの、ヒーロー的活躍をする主役を見て楽しむものなどいくつか種類があるが、

この作品はスパイ映画にコメディを掛け合わせている。

見所

いくつか面白かったシーンや見所を紹介したい。

オルガ・キュリレンコの空回り

ジョニー・イングリッシュは007シリーズのパロディだが、

本家の「007 慰めの報酬」でボンドガールを演じたオルガ・キュリレンコが出演している。

他国の優秀なスパイという役回りなのだが、ジョニーほどに狙って笑いを取ろうとはしていない。

わりと真面目に動いているのにジョニーに振り回されていて空回りしてしまうところは、ジョニーとはまた違ったおかしさが出ている。

鎧を脱げなくなったジョニーのために油を見つけてさしてあげたり、

2年間の潜入任務を続けてきたのにポッと出のジョニーに邪魔されて迷惑そうにしている割には頼ってしまったり、

局所的にかなり優秀なのに全体的には微妙な力量な風に描かれている。

バーチャル・リアリティ空間で暴れるジョニー

全編にわたってローワン・アトキンソンの演技は体当たりで面白いのだが、

VRの世界を行く場面は特に声を出して笑うほどに面白かった。

悪役を模したバーチャル人間がなぜか小物っぽいファイティングポーズをとったりと妙にゲーム臭い方向にVR映像が凝っていることに加えて、

大真面目にシミュレーションしているつもりのジョニーが、実は現実世界では周りに大迷惑をかけているというおかしな温度差がある。

方や熱くて方や冷めているのではなく、肩や熱くて肩やポカンとしているギャップが良かった。バケットで店員をボコボコにするシーンは名シーンではないだろうか。

レビュー・評価・感想

以前にも書いたかもしれないが、私はスパイ映画が好きで暇な時には見ることにしている。

ミッション・インポッシブルは完全に娯楽映画なので1回見たら十分だとは思うのだが、

やはりジョン・ル・カレ原作のスパイ映画は本当かどうかは知らないがリアリティのある内容で、現実のスパイはきっとこんな感じだろうなぁと思わせてくれる。

派手な映像は出てこないので地味な演出が続くことも多いのだが、

その中で主人公の心情描写が凝っていたりすると、何度も見たくなってしまう。

ちょっと面倒くさい楽しみ方をしているのだが、

スパイ映画にコメディ色を入れている作品は初めて見たので、「ジョニー・イングリッシュ」は新鮮だった。

すべてのシーンがすべての人にウケるということはあり得ないが、それでも狙いすぎてスベっているということもなく、

2時間程度の中で誰でも一度は笑うことができそうな作りになっている。

関連作品

ローワン・アトキンソンといえば「Mr.ビーン」なのだろうが、

オルガ・キュリレンコが出演している「ヒットマン」という映画を推したい。

「ヒットマン」予告編

同じ名前のゲームが元ネタの映画で、スキンヘッドの後頭部にバーコードが刻まれているという、変な設定の主人公がいるのだが、

これがジェームズ・ボンドやイーサン・ハントなど目ではない無双ぶりを見せる。

スパイ映画やらエージェント的な人物が出る作品の中でも飛び抜けて強い主人公ではないだろうか。

この作品でオルガ・キュリレンコはあまり育ちの良くなさそうな役を演じているのだが、

主人公とのやりとりが好きでたまに見たくなる。スパイ映画ではないが。

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