本業×副業の相乗効果を狙うことが20代サラリーマンの王道

20代
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副業に関する話題の多さ

ここのところ、副業に対する意識が変わってきている。

政府から副業に関するガイドラインが発表されたことや、副業を解禁することを大々的に打ち出す企業が現れているからだ。

しかし実際のところ、副業人口はまだまだ少ない。

総務省が発表している報告書では、副業に取り組んでいる人は全体の4%とされている。

(本当はもっといるが、ただ申告していないだけという人が多いのではないかと思う。)

まだまだ副業を公には認めていない企業も多いが、やはり副業を公に認める方向性に向かってゆくと考えられる。

本業と副業は分けて考えるべきではない

お役所からのお墨付きが出るほどなのだから、これからの20代の若者は副業を行うことが当たり前となっていくだろう。

しかし、本業と副業を全く別物だと考えて取り組むべきではない。

理由は時間が限られているから。

正社員としてフルタイムで働いているのなら9時〜17時までは最低でも拘束される。

残業の全くない会社というのはなかなか存在しない。現実的には残業でさらに遅くまで仕事をすることが多いだろう。

そもそも勤務時間がもっと長いという人も多い。

1日の大半を消費して仕事を終えた後にやっと帰宅したとする。

そこから食事をとり、家事を済ませ、風呂に入るなどしていたら副業のために十分に時間を取ることなどできない。

そんな状態で、今まで全くやったことのない新しいことを始めることができるのだろうか?

何かを新しく始めるというのは自分が思っている以上に負担が大きい。

ノウハウも知識もないことに手探りの状態で1から取り組んでいても、モチベーションが続かずに諦めてしまいがちだ。

ある時、突然やる気を出して、3日で諦める。

そんなことの繰り返しになる。

本業と副業の相乗効果を狙う

副業をするのであれば、本業と関連のあるところから始めるとやりやすい。

もし、本業が特殊なことが理由で、資金が必要など関連のあることが簡単にはできないという類のものであれば本業と相乗効果のあることを始めるのが良い。

本業と副業は別のものと考えて全く関係のないことを初めてしまうと、

すでに書いた通り続けることが難しくなる。

力を入れようとしてもやる気・作業量が本業と副業で分散してしまう。

仮に副業が成功したとしても、いつかは本業と副業のどちらかを選ぶしかないという状態になる。

だから、私は副業をする上では次に書く条件を満たすものが良いと考えている。

本業にも役立つ or 本業と掛け合わせることで良い結果を生む+副業としても稼ぐことができる

この条件を満たすことができれば、本業との関連のある分野なので取り組みやすいし、モチベーションも高い状態を維持しやすい。

自分が精通する分野だから競合とも差をつけやすい。

さらには副業をすることで周辺知識が固まって本業でも業績が上向く可能性もある。

雇用が流動化するであろう今の世間の流れは労働者にとって良いものではないが、

副業を成長させて本業にも役に立つという両輪でスキルを磨くことができれば、

もしかしたら数年後には独立できるほどのスキルになっているかもしれない。

40代になって配置転換やリストラの憂き目にあったとしても、自分の力で食べていくことができるかもしれない。

仮想通貨バブル、キャッシュレス決済の認知が一気に広がったように、今は1年か2年程度で簡単に環境が変わってしまう。

平成元年時点での5年間の変化と、令和元年での5年間の変化は同じではない。

自分を取り巻く状況が簡単に変わってしまう中で生きる私たちにとってはこれまで以上に時間が大切になる。

ただ金を稼ぐことだけを目的にするのではなく、自分のキャリアも含めて考えてみると、

本業と副業のシナジーを得られるように動くことが、令和時代を生きるこれからの20代サラリーマンの王道になると感じないだろうか?

会社ではなくスキルを軸に働き方を考える

企業にとって人件費はとても重い負担だと言われる。

新卒の採用では1人あたり100万円のコストがかかるという話もある。

研修やOJT、社会保険料なども含めれば100万円程度では済むはずもない。

私たちには見えていないお金の流れがあるので意識することは難しいが、人を雇うのはお金がかかる。

一見、悪しき風習に見える新卒一括採用、年功序列、終身雇用は、実は労働者にとってとても都合の良い制度。

金なしコネなしスキルなしの状態からお金をもらいながら育ててもらえるからだ。

しかし、65歳(もしかしたら70歳)まで人を雇い続けるなど企業にとっては重荷でしかない。

もっと簡単に解雇することができれば良いと経営者は考える。

今は厚生労働省のサイトに載っているルールがあるので難しいが、

この規制が緩和されれば不要な労働者、人件費の高い中年以降の労働者はあっという間に淘汰される。

会社は家族という言葉はすでに過去のもの。

もちろん家族のような関係を築くことは良いことだが、依存することとは別物。

こと働いてお金を稼ぐという意味では、会社に帰属意識を持つことは危険になる。

その代わりにスキルを軸にした働き方やキャリアを考える方が良い。

私が働いているのはあくまで自分のためであり、抽象的なのであまり好きではない言い回しだが、

「自分が世の中に提供できる価値は何か?」ということを考えると、

「どこで働くか」よりも、「自分には何ができるのか?」というスキルベースの考え方がこれからは合っている。

だから常に勉強とスキルアップが必要になる。

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