副業をしている人はどれくらい?データから20代の働き方を考えよう

20代
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自分を取り巻く環境を把握しよう

私たちは普段、何気なく仕事をしているが、

自分がどういう環境の中で働いているか、労働者としてどういう位置付けにいるのか、意識することはあまりない。

職場やクラスでは自分がどういうキャラでどんなポジションにいるのか、周りとの立ち位置を比べながら選んでいるはずなのに。

意識しない理由は比べる相手が多すぎることと、会ったことも無い人々と比べる方法がわからないからだと思われる。

しかし、働く上で自分が置かれている環境を知ることは大切なことだと私は思う。

今回は、起業や副業を行なっている人々について調べてみたい。

総務省が発表している「平成29年度 就業構造基本調査 結果の概要」を読んでみる。

このレポートにある内容を一部紹介した上で、感じることを書いていきたい。

データの概要

働いている人の数は?(有業者)

まず、日本で働いている人の数や割合はこのようになっている。

  • 生産年齢人口(15歳〜64歳)の有業率は76%
  • 有業者は6621万3千人
  • 無業者は4476万4千人
  • 働く人の総数は5年間で増えた
  • ほとんどの年齢で女性の増加率が高い
  • 60代男性は7%増加

少子高齢化で働く人の数が減ることが心配されているが、

実際にはこの5年間で働く人は増えている。

ただし、増えたのは主に高齢者と女性という結果。

起業している人の割合は?

  • 自営業および会社役員は477万1千人
  • そのうち「自営業主」の起業者は343万人
  • 「会社などの役員」の起業者は134万1千人
  • 男性は384万9千人(80.7%)
  • 女性は92万2千人(19.3%)

日本の人口を1億人とすると約5%

働く人の割合で言えば約7%

日本には400万の会社があるというのは就活をしていると誰しも聞く話だが、

考えてみればそれだけの数の社長や社長に準ずるポジションの人がいると思うと、意外と社長ってたくさんいるんだなぁと感じる。

副業をしている人の割合は?

次は副業をしている人の割合は4%。思ったよりも少ない

↓のグラフだと真ん中の右端の数字になる

出典:平成 29 年就業構造基本調査結果の概要,総務省統計局

 

出典:平成 29 年就業構造基本調査結果の概要,総務省統計局

 

起業した人は意外といるが、副業している人は少ない

だいたい20人に1くらいは起業した人がいるという計算になる。

大阪や東京の駅で歩いていれば、毎日すれ違っている人の中に社長や役員がいてもおかしくない。

起業者は意外といるなと感じたのだが、副業はもっと取り組んでいる人の数は多いと思っていた。

これだけテレビや新聞で目にするのだからと思っていたが、

人は興味のあることに対してよく気がつくらしく、無意識のうちに副業の話ばかり気にしていたことと、

たまたま今の時期に取り上げられる機会が多かっただけなのかもしれない。

ともあれ、副業をしている人の割合は4%と少ない。

働いている人々の中で4%なので、起業している人の方が多いことになる。

ただ、副業していることを申告していない人は多いのではないかと思う。

最近は副業を解禁する企業が増えているとは言っても、

大多数の企業では副業は禁止されている。

仮に解禁されていたとしても副業をしているなどとわざわざ口に出す人はいない。

無用なトラブルが起こることを避けるために。

だから隠れた副業者はもっといると思っている。

どこで働くかよりも何をしているか?

以前にも同じ話をしたかもしれないが、これからは副業・複業をすることが当たり前になると私は思う。

1つの会社で定年まで務めあげるという働き方が企業側から否定されてしまったからだ。

同時に、どこで働いているかよりも、何の仕事をしているか?ということの方が重要視されるようになるとも思う。

副業をしていれば、仕事の内容は少なくとも2つ以上に増える。

雇われて会社では仕事を選ぶ自由は限定的であり、必ずしも自分のやりたいことができるとは限らない。

しかし、副業であれば仕事は自分で選ぶことができる。

前回の記事では、本業と副業に取り組むことで両方のスキルアップを狙うことが大事だと書いたが、

その考え方をもとに「副業は何をしようか?」と思ったときに自然に本業と関連のあることを選ぶことになる。

上手くいくかいかないかは別問題だが、仮に副業がうまくいったとすると、

本業での知識・経験と副業での知識・経験を合わせることで、何かまた新しいことができるようになるかもしれない。

ここまでくると、最初の話に戻って、「どこの会社にいて仕事をしているかよりも、何をしているか」ということの方が大事になってくるのではないだろうか?

まとめ

今回読んだレポートの中では、起業・副業している人はまだまだマイノリティであることがわかる。

やはり大多数の人間は本業一本で働いている。

しかし、これからは働く期間が長くなっているので、

ずっと同じ会社で働くのか、それとも会社を変えるのか、

もしそうなら自分がどんな仕事をしていくのか、

今後のキャリアを考えながら働く必要がある。

副業や転職することが全てではない。

本業でステップアップを目指すと言う方法ももちろんある。

大切なことは、何が自分にとっての最適な方法なのかを見つけること。

そのためには、周りの動きや自分を取り巻く環境の変化について敏感になっておく必要がある。

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