「副業」と検索した時点で周りから一歩先を進んでいる。

副業で成長する様子 20代
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リクルートが「兼業・副業に対する個人の意識調査(2019)」というレポートを発表している。

今回はこのレポートを読んで副業に関する状況を調べてみたい。

副業が認められている企業で働く社員2062人に、リクルートキャリアがアンケートを行った。

その内容の要点をこの記事にまとめる。

概要

副業をしたことがある人の割合

 

副業をしたことがある人の割合

出典:兼業・副業に対する個人の意識調査(2019)(株式会社リクルートキャリア)

  • 副業をしている人は31%
  • したことはない人は61.3%

という結果になっている。

副業をしてみたい人の割合

副業をしてみたい人の割合

出典:兼業・副業に対する個人の意識調査(2019)(株式会社リクルートキャリア)

  • 「興味がない」が27.1%
  • 「興味はあるが、具体的に行動したことはない」が47.3%
  • 「興味があって調べたことがある」が17.6%

具体的な兼業・副業を探したことがない理由

副業について調べたことがない理由

出典:兼業・副業に対する個人の意識調査(2019)(株式会社リクルートキャリア)

  • 「時間がない」が25%
  • 「詳しくない」が14.8%
  • 「探し方がわからない」が14.2%

副業をやるためのきっかけ

副業をやろうと思うきっかけ

出典:兼業・副業に対する個人の意識調査(2019)(株式会社リクルートキャリア)

副業を始めたことで感じた変化

副業で起こった変化

出典:兼業・副業に対する個人の意識調査(2019)(株式会社リクルートキャリア)

 

 

所感

まだまだ副業は少数派

副業を認めている企業でも実際に行動している人は3割しかいない。

興味がある人も大半は具体的な行動はできていないという状態。

副業することが正しいということではない。

また、興味がないのであればそれで全く問題はないが、

興味があるという方については、

副業ができるという政府からのお墨付きがあり、企業も副業を認める動きがあるにも関わらず、

動いていないのはもったいないと正直感じる。

待っていても始まらない

副業をしていない理由について、第1位は「時間がない」というものだった。

本業が忙しかったり、十分に稼ぐことができているというような理由であれば仕方がない。

本業でキャリアアップを狙うことも王道の働き方だと私は思う。

しかし、「副業に詳しくない」と「やり方がわからない」という理由については、

持っているスマホやパソコンで調べて行けば良いだけの話ではないだろうか。

また、「どうすれば副業をするためのきっかけになるか?」という質問に対しては、

「兼業・副業をしている人が身近にいれば」が1位、

「会社から制度説明、やり方等のアドバイスがあれば」が2位、

「ライフスタイルが変化すれば」が3位になっている。

しかし、流石にこれは周りの環境に期待しすぎているように感じる。

兼業・副業をしている人が身近にいれば、確かに困った時に質問することができるが、

プライベートの時間を使って必死で副業に打ち込んできた相手にとって、

困った時に質問されて、やり方まで教えることに対してメリットがあるのだろうか?

また、会社等から制度の説明ややり方等アドバイスを求めることも難しい。

ただでさえ副業をすると社員の健康や会社への業務の悪影響が心配されている。

だというのに、わざわざ社員に副業のやり方までアドバイスするはずがない。

会社にとって何もメリットがないどころか、デメリットの方が多い。

副業をやる時間で会社の仕事をやってくれと言われるのがオチではないだろうか。

結局、やりたければ自分で調べてやるしかない。

副業をすることで本業の良さがわかる

「副業によって本業に起きた変化は何か?」という質問に対して、

「本業の仕事の魅力を改めて感じた」が第1位、

「新しい視点、柔軟な発想ができるようになった」が第2位

「より効率よく仕事を進められるようになった」が第3位という結果になっている。

「本業の魅力を改めて感じた。」というのは本業での待遇なのか、

仕事自体に対する魅力なのか、それともそれ以外の魅力の発見があったのか、少し気になる。

私も、今の勤め先で仕事を楽しくやらせて頂いている。

20代のうちは社会人として育ててもらいながら給料までもらえるという認識でいる。

何かと挑戦させてくれる環境はあるし、失敗してもカバーしてもらうことができる。

しかし、自分自身で仕事をするとなると、起こったトラブルは全て自分で解決する必要があるため、

会社で働くことの魅力を改めて感じられるのではないかと、このアンケートを見て感じる。

「新しい視点や柔軟な発想」は、副業を経験することで起こる副業の醍醐味であり、

「より効率よく仕事を進められるようになった」というのは、

副業をする時間を確保するために効率を上げたということではないだろうか?

この記事を読んでいる時点で既に4人に1人の存在

アンケートでは、「興味を持って調べる」以上の具体的な行動をしているのは25%程度だった。

この記事を読んで頂いているということは、副業についてあなたは現在調べているはずであり、

その時点で4人に1人の存在になっている。

繰り返すが、働き方は1つではない。副業をすることが絶対に正しいというわけではない。

しかし、数ある選択肢の中の1つとして副業について調べているのは、働き方を見直そうとしているということ。

理由もなく現在の勤め先であれば心配ないと考えていたり、

漠然とした不安があるにも関わらず行動できていない人よりも、

はるかに働き方に対して真剣に考えている。たとえそれがお金を稼ぐことが目的だったとしても。

もし副業をやろうという考えを持って調べているのであれば、

既に周りと比べて1歩先を進んでいると認識して良いのではないだろうか。

副業が解禁されている企業の中でさえ少数派なのだから、

副業が禁止されている企業も含めるとさらに少数派になるはず。

これから副業に取り組む中で、やり方がわからなかったり、

何かの問題にぶつかってつまずいたとしても、

「他の誰もやっていない」とまでは行かずとも、新しいことに挑戦する数少ない存在であることには間違いない。

困ったことがあったとしても、自信を持って今後も行動し続けることができると私は思う。

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