自分の人生の面倒は自分で見なければならない

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ロバート・キヨサキが著者である「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント 改訂版」を読んでいる。

2章まで読み終えたのでここまでで感じたことを書き残しておきたい。

前回はこちら

自分の面倒は自分でみる

ここ数年、日本ではイデコを利用者の対象拡大や、確定拠出年金が推進されている。

年金制度とは異なるが、つみたてNISAが始まったこともそれらの動きの1つに入る。

そして、2019年に入ってから金融庁が老後資金に2000万円が必要になるという報告書と、

日本を代表するトヨタのトップや経団連のトップから「終身雇用はもう維持できない」という言葉が出てきている。

100年安心と言われた年金制度が私たちの生活の面倒を見てくれるという保証はすでになく、

政府はどう考えてみても、「自分で自分の面倒を見るように。」という考えのもとで動いている。

金融庁の報告書も2000万円という数字が一人歩きしているが、

単純に今のままでは引退後の生活が危ないから投資を含めた選択肢を探しながら準備をした方が良いという警告の内容であったし、

確定拠出年金もつみたてNISAも自分自身で投資をするものであることからも、

やはり国が国民の面倒を見るには限界があるということが本音であることがわかる。

このような考えに至ったのは今年からだったのだが、

同じようなことをこの本でも指摘している。

私が読んでいるのは改訂版だが、改訂版の初版は2013年に発行されている。

ということは、少なくとも今から6年前には日本で起こることについて

ロバート・キヨサキの本で指摘されていたということになる。

とは言え、本の中で指摘されていたことはアメリカで先に起こっていたことでもある。

突然話が変わってしまうが、ソフトバンクの経営手法は「タイムマシン経営」と呼ばれるそうだ。

「タイムマシン経営」とは日本とアメリカで流行ることや動きにはタイムラグがあり、

アメリカで今流行っているものを日本に持ってくるだけで国内では先取りした動きを取ることができる。という意味だと考えている。

今はネットを通じてすぐに情報を得ることができるため、

アメリカと日本にそれほどのタイムラグはないかもしれないが、

それでもアメリカで盛り上がったものが日本語に訳されて輸入されるまでには多少の時間があるはずで、全くの同時というわけではない。

タイムラグが小さくなったとは言え、無くなったとは考えにくい。

となれば、アメリカで流行った書籍などを中心にアンテナを張っておくと、良いことがあるかもしれない。

人生のどこかで必ずリスクを背負わされる

「日本人は保守的でリスクを取りたがらない。現に預貯金に眠っている金融資産はとても多い。」という話がある。

確かに保守的なのかもしれないが、これは単にリスクを取りたがらないだけではなく、

株式に投資するよりも貯金している方が良かった時代があったからではないかと思う。

日本は郵便局で貯金をすると利息が7%ついたという時代があったそうだ。

7%と言えば、10年預けていれば倍になる。

そんな時代を生きてきた人々にとっては、貯金をしていることこそが最も良い戦略であったのかもしれない。

そして、以前の高利率があったことを知っているからこそ、

今の株式の配当利回りが3%だの4%だのにはあまり魅力を感じることができず、

それなら減ることのないようにしておくだけでいい。となってしまうのではないだろうか。

すでに高齢者となった世代にとってはある程度の蓄えもあるだろうからそれで良いのかもしれないが、

私たちのような現役世代はそのような考えを持っていては危険になる。

預金保証制度によって元本が保証されている。という以外に貯金することに明確なメリットがなく、

貯金が最善の選択肢だとは限らないからだ。

そして、何よりも国が投資をするように促してきている。

その上雇用も保証されていないとなるのであれば、自分自身のお金のことについて真剣に考えることができるのは自分しかいない。

「汗水垂らして必死で働いてお金を貯める。」

という考え方は素晴らしいし、日本では美徳とされる考え方ではあるが、

それだけでは不十分だということが国からアナウンスされてしまった。

これまで当たり前だった考え方を改める必要がある。

絶対に投資をしなければならないとかそういうことではなく、

投資を含めた収入を得る方法について調べながら実践する必要がある。

実践する中ではお金が減るかもしれないし、失敗もたくさんするかもしれない。

しかし、リスクがあるからといって何もしないのでは老後にそのツケを払わされることになる。

つまるところ、死ぬまで働き続けるということ。

体力も知力も落ちていく中で十分な収入を得られるとも限らない。

そのような状態に陥るのは遠慮したい。

人生のどこかで必ずリスクを負わなければならないのなら、

失敗してもリカバリが利く早い段階でリスクを背負って動いた方が良い。

後になってから後悔しても手遅れになってしまう。

このように感じた。がむしゃらに頑張ることは大切だしそのような時期は必要だが、

会社員としてただ無心で仕事を頑張っていれば良いということでもないのかもしれない。

 

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