景気後退の予兆は20代にとってのチャンスの予兆

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10月に入ってから消費税の増税が行われた。

生活への影響が心配される上に、景気の悪化も懸念されている。

今後どのように経済が動くのか、正確に予測することは私たちには難しいが、

どのようなことが起こっても対応できるように様々な準備をしておくことが大切だと考えている。

この記事では、もし、今後景気後退を迎えることを前提に置いた場合に、

20代の若者がどう過ごしていくべき化を考えたい。

景気後退の兆し

ここのところ、景気後退の予兆があらわれている。それも頻繁に。

先日はこんなニュースが報道された。

米ISM製造業指数:活動さらに縮小、10年ぶり低水準-雇用低迷

この記事の中に掲載されている図を引用する。

ISM製造業指数

ISM製造業景況感指数はアメリカの景気先行指標として重要視されている指標。

製造業の購買・供給を担当している社員にアンケートを取り、その結果を毎月の1日に発表している。

先行指標とされているので今後の経済の動きがどうなるのか?と言う予測にも用いられる。

50を越えれば良い、50を下回れば悪い。おおよそそのように判断されるのだが、

この数字が10年ぶりに悪い数字を記録したことがニュースとなっている。

他には、アメリカの雇用統計がある。

10月4日(金)に発表された米国雇用統計も内容は悪化している。

具体的には雇用社数の増加は予想に届かず、賃金の伸びが悪くなっている。

ただし、失業率は3.5%と1969年以来の歴史的な低水準にあり、

悪くなりつつもなんとか耐えており、最後の砦のような印象を受ける。

米雇用者増は予想下回る、賃金の伸びも鈍化-減速の新たな兆候

日本でも日経新聞で設備投資が前年割れを起こしていると報道されている。

製造業の設備投資、2年ぶり前年割れ 4~6月6.9%減 〜米中貿易戦争が影響〜

リーマンショックから10年以上も経過し、戦後最長の経済成長を遂げているが、

米中の貿易戦争による影響があちこちで指摘されている。

10月からの消費税増税も景気に良い影響を与えることはないだろうし、

来年にはオリンピックも控えている。

確たる根拠はないが、オリンピックを終えた後は景気が悪くなると言うジンクスがあるそうだ。

悪い話がこれだけ目白押しなのだから、否が応でもこれからの暮らしが悪くなるのではないかと思わされる。

しかし、すでに報道されているように中央銀行に利下げ圧力がかかっているため、

本格的に景気後退に陥りそうになった場合は、

なりふり構わない利下げによる金融資産の一時的な上昇はあるのかもしれない。

と、こんな予想はいくら書いたところで、私は経済の専門家ではないし、学のある人間でもないので正しい経済予測などできるはずもない。

これからの景気が良い方に動くとしても、悪い方に動くとしても、

どのように動いたとしてもそれに対応できるようになっておくことが大切だと思う。

悪い方に動いた場合

米中の貿易の話や英国の離脱の話など、様々な問題が奇跡的に解決し、

また経済成長の波に乗ってくれればそれで良いのかもしれないが、

最悪の事態を想定していた方が良いと考えている。

そのため、ここからは景気が悪い方に動く場合、20代の若者が今から何をするべきか?

と言うことについて考えたい。

健康な体の維持

景気の良し悪しに関わらないが、健康な体の維持は何よりも大切になる。

何をそんな当たり前のことを言っているんだと思われるかもしれないが、

健康に勝るものはないと私は本気で考えている。

景気がどのような状態になったとしても、

しっかりと働くことさえできれば食べていくことはできる。

景気が良い時には資産を増やすための選択肢はあるが、

景気が悪い時にはできることは限られ、体を動かして働くしかない場合もある。

景気が悪くなった時に病気にでもかかってしまうと本当に人生が詰んでしまう。

自分一人だけならまだ良いとしても、養っている家族がいる場合はどうだろうか?

そういったことを考えると、やはり健康の維持は当たり前のことながら意識しておくべきだ。

収入源を増やす

健康で働くことが最も大切なことだが、

もう一つ大切なことは、勤め先の収入以外の収入源を作ると言うこと。

副業という形で勤め先以外の小さな仕事を作り、

副業収入として維持できるくらいまでを目標にしたい。

そこで稼ぐことができたお金には手をつけず、景気循環の大底になるまでじっと我慢する。

なぜそのようなことをするのかといえば、

次の経済成長の局面が来た時に、資産価格の上昇という波に乗ることができるようにするため。

景気は循環するものだとよく言われる。

と言うことは、景気が一旦悪くなった後は良くなる時がくると言うことになる。

私はアベノミクスという好景気の波に乗ることができなかった。

この波に乗ることができたのは2013年の頃に投資するだけの余裕資金と知識があった人々だけだった。

今回は諦めるしかないが、次にもしそういった局面が来た時に対応できるようにしておきたい。

現金化できる金融資産を増やす。

景気が悪くなれば、大抵の資産価格が下落することになる。

アベノミクスで十分に資産を蓄えた人々の中にも、一部は損失に耐えきれずに安値で放出せざるを得ない事もあるはずだ。

安値にまで落ち込んできた資産をこっそりと仕込んでおき、後は何年か放置しておく。

口で言うほど簡単なことではないだろうが、本当にその通りに実行できたとしたら、

景気が1サイクル回ることで私たちが持つ資産も一回り大きくなっているはずだ。

しかし、難しいのは20代の若者はそもそもの資金量が少なく、

次の経済成長の局面に乗ることができても、あまり恩恵にあずかることはできないと言うこと。

だからこそ、すでに書いている通り、勤め先以外の収入基盤を確保しておくことが大切になる。

これから景気が悪くなりそうな予兆はたくさん出ているが、

実際に景気が悪化し、景気の底にまで落ち込み、また回復するまではある程度の時間がかかる。

その間にしっかりと下落した資産を買えるだけの準備をしておくことが必要になる。

そして、もう誰も株や不動産などの資産価格が上がらないと言う感覚に日本中が陥った時にこそ、

しっかりとそれらの資産を買い込んでためておくことができるように、

現金化できる資産を準備しておきたい。

やるべきことは、まずは貯金。すでに有価証券を持っている場合はポートフォリオの見直し、

すぐに現金化できる資産への再配分だと考えている。

今でも個別株、つみたてNISA、確定拠出年金、持株会を利用して運用している人はいるかもしれないが、

これから景気が悪くなるのなら、それらの資産価格が下がることを意味する。

含み損の状態で売るのは人間の感情面が邪魔して難しいので、利益が出ているのなら、

どこかで現金化しておく方が良いのかもしれない。

特に持株会は、会社の業績と株価が連動して動くことが多いので、

景気悪化の際には悪影響をより受けてしまう可能性がある。

まとめ

今後は景気が悪くなるという仮定の上に、さらにそのあとに景気が良くなるという仮定の話をしていたりと、机上の空論をしている感覚は否めない。

しかし、実際に過去に何度も繰り返されてきていることだ。

経済成長が永遠に続くと考える人は流石にいないだろう。

ということはどこかで景気が悪くなるタイミングがくるということ。

そうならないことがベストかもしれないが、

本当にそういうときがやってきた時のために、自分が何をすべきで今からどのような準備をしておくべきなのか?

そういったことをシミュレーションしておいても損はないと考えている。

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