20代の若者が資産形成をするための考え方

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このサイトは20代の若者がどうすれば資産を形成することができるか?

どうすればいかに早く資産を形成することができるか?

ということについて、仮説を立て、検証を繰り返しながら実践する過程を記録している。

そしてこの記事では、このサイトを運営している目的である資産形成を達成するための考え方について、現時点で私が考えている仮説をまとめている。

ここに書いている通りのことを実践し、検証と方向修正を重ねていくことで資産形成の達成に近づいていくものだと考えている。

20代の若者が十分な資産を作るためにはどうすれば良いかについて考えたい。

今日・明日では資産を作ることはできない

「ローマは1日にして成らず」という言葉の通り、

一生のうちに必要なお金を若い間に得ようとすることは難しい。

資産形成は今日や明日で簡単に達成できることではない。

何年も時間をかけてじっくりと取り組んでいく必要がある。

そのために必要なことを最優先に行い、それ以外の不要なことはどんどん切り捨てていくと言う覚悟が必要になる。

仕事が終わったら飲みに行ったり、休みの日には友達と遊んだり旅行に行ったり、そうしたことは基本的には後回しにしなければならない。

もちろん絶対に禁止というわけではない。

自分のペースで遊びや休みも挟みつつ、ゆっくりと無理のないように進めていくこともできる。

しかし、ペースを緩めるとその分だけ資産を作るための時間がかかる。

遊んだりどこか遠い場所に行くような贅沢は資産を作ってからでもできる。

若いうちにお金を使って色々なことを経験しておけと言う人もいるし、

お金だけあっても意味なんてなくない?と言う人もいる。

確かに仕事も遊びも様々に経験を積むことは大事ではあるが、

一生に必要なお金の工面を後回しにしても良いのだろうか?

きちんと必要なときに必要なだけのお金の準備ができる算段を整えた上で遊んだりするのなら良いが、

そうしたことについて考えることを後回しにしたまま遊んでいて良いのだろうか?

私はそうは思わない。経験を積むことも大事だが、先に経済的な基盤を作り上げる方が重要だと考えている。

また、どうしても若いうちに経験を積むべきだと言うのであれば、若いうちに資産を作り上げれば良いだけだ。

お金を増やす過程では複利の力を使うことで雪だるま式に資産額を増やしていくことができるが、

1番難しくて大変なのは雪だるまの最初のタネを作る部分。

雪を転がし続けていれば徐々に大きくなるペースも速くなるが、

最初のタネを作る部分でもたもたしているといつまでたっても大きな雪だるまを作ることができない。

複利効果は人類の最大の発明だとアインシュタインは言ったそうだが、その効果を得るにも時間が必要になる。

そうした意味でも、初めのうちは資産を作るために必要なこと以外は一切を切り捨てる覚悟で取り組まねばならない。

日頃の不満や不安を糧にする

日頃感じている不満や不安は、大きければ大きいほど良い。

なぜならそれが行動するための原動力となるからだ。

とても低い給料で長時間労働をしているのなら、「こんなに頑張っているのに全然稼げないじゃないか!」と言った不満が自分の糧になる。

職場の人間関係が嫌なら「こんなところ早く辞めてやる!」と言った不満が自分の糧になる

日本の代表的な企業の経営者から「終身雇用の維持は不可能」と言う発言が出ていることからも分かる通り、企業が労働者の人生に責任を持つことができなくなっている。

「自分が将来、生きていくために必要なお金は、こうして働いているだけで準備できるのだろうか?」と言った不安も、将来を見据えた堅実な努力をするための動機になる。

常にポジティブな気持ちを持って日々を過ごそうと言う意見がある。

それ自体にはもちろん賛成するが、ネガティブな気持ちは日々生活していれば必ず発生する。

その都度気持ちを切り替えられるようにするのも大変なことだ。

ネガティブな気持ちを持ってはいけないと考えるよりも、ネガティブな気持ちすらも自分が行動するためのエネルギー源として捉える方が良いと考えている。

計画を作り、日々実行する

どれくらいの資産をいつまでに作り上げるのか?

まずは目標設定が必要になる。今の自分の状態からはどれだけかけ離れていても良い。

絶対に達成できないと思うようなことでも良い。

その目標は人それぞれなので、各自決めてもらうとして。

その目標を達成するためにはゴールから逆算したスケジュールに従って計画を作り、

日々実行していく必要がある。

仕事をしている人なら誰でも、期限を決めて後ろからスケジュールを立てていくようにと言う指導をされた経験があるはず。

同じように、いつまでにいくらの資産を作り上げるのか?もしくはいつまでに毎月どれくらいの収入を得られる状態になっておくのか?と言う目標でも良いかもしれない。

ゴールと期限を決めた上で、そのために守らなければならないスケジュールを引き、達成できるための必要な行動を日々行っていかなければならない。

どうやっていけばいいかわからなければそれを調べる時間をスケジュールに加える。

とにかく重要なのは、期限を区切らないとなかなか動き出せないと言うことだ。

20代は10年しかない。私の場合は何にも考えないままに大学生活を過ごしていたので、20歳から22歳までは何もすることなく無為に消費してしまった。

1年と言う時間は長いようで短い。ボーッとしているとあっという間に20代が終わってしまう。

年齢を重ねれば重ねるほどにリスクをとることも難しくなってくる。

20代の若者が資産を作ることができるかは、日々経過していく時間をいかに無駄にせずに使うことができるかにかかっている。

いきなり会社や学校はやめない

それから、いきなり会社や学校はやめてはいけない。

すでに成功している人の話を聞いて、気持ちが盛り上がってしまい、また妙に応援するような言葉を無責任に投げかけてくるような人が周りにいると、勢いで会社や学校を辞めてしまう人がいる。

しかし、それはとても危険な行為だ。

生きるために働くと言う状態から脱却することを目標にしているとは言っても、他に手段がないから現状仕方なく働いているのだから、

そこから逃げ出してしまったら生きていくことができなくなる。

後先考えずに辞めてしまおうものなら、間違いなく貧窮した生活が待っている。

その状態に耐えながら行動し続けられることができるのなら話は別だが、

住む場所も食べるものも不十分なままに生活することは難しい。

具体的な手順

ここからは、20代の若者が資産を作るためには実際にどのような動きを取れば良いのか考えていきたい。

資産を作るための具体的な動きとしてはおおよそ以下の通りになる。

  • 財政状態を把握する
  • 支出を減らす
  • 収入を増やす
  • 運用のための種となる資金を作る
  • 運用
  • 資産の維持

これらについて順に細かく考えていく。

財政状態を把握する

一番初めにやるべきことは、自分のお財布事情をしっかりと把握すると言うこと。

とりあえず500円貯金とか、ペットボトル飲料を買わずに水筒を使ってみると言ったすぐに思いつく簡単なことを初めてみるのも良いことだが、

目標を決めたら、その目標から現在の自分はどれくらい離れた位置にいるのかをきちんと知っておく必要がある。

お金の話になると運用しようと言う人々がいるが、お金を投資して運用するためには、どの企業に投資をするかをしっかり選ぶ必要がある。

そして投資する企業を選ぶためにはその判断基準となるものが必要になるが、その判断基準の一つに企業の財政状態がある。

もちろん他にも判断基準はたくさん存在するが、財政状態を気にも留めずにその企業に投資しようと考える投資家は存在しない。

企業の中には経理部や総務部、IRといった、財政状態を適切に把握して管理し、広報するための専門部署が存在するし、

そうした情報をたくさん集めて分析することを専門に仕事にしている人びともいる。

財政状態を把握して分析することに特化したプロフェッショナルが存在し、それを仕事にして飯を食っている人がいる。

それほどに自分のお財布事情を把握することは大事なことだと言える。

奨学金、車のローン、親から借りたお金、クレジットカード、そうした負債をたくさん抱えてしまっているのか?

それとも負債の種類自体は少ないが、例えばクレジットカードを利用枠いっぱいに使ってしまっているのか?

なるべく出費を抑えてきたおかげでそうした負債はないのか?

今自分が持っている資産はどれくらいなのか?

そうしたことを一つ一つ確認していくべきだ。

そうすることで、自分の財政状態を把握することができ、目標とする金額に到達するためにどれくらい必要なのかがわかる。

財政状態の把握はスタート地点を引くことと同じことだ。何度も繰り返すようだが、それほどに今の自分の状態を知ることが大切になる。

支出を減らす

自分の財政状態を把握することができたら、その次は支出を減らすことに取り組むことができる。

しかし、支出を減らすと言っても昼ご飯を食べないとかそんな無茶な生活をしてはいけない。

財政状態を把握する中で、毎月の収入と出費がどれくらいになっているのかがわかる。

何にどれだけお金を払っているのか?一度書き出してみた上で、絶対に必要なものと不要なものに切り分けてみるとわかりやすくなる。

携帯やPCの通信費、食事代、通勤費用、こう言ったものは残しておかなければならないし、

飲み代、娯楽、服、旅行、通っていないジムやスクール。こう言ったものは削ることができる。

毎月の出費の中にも削るべきものと削るべきでないことがあるので、いきなり勢いで節約を始めるのではなく、

きちんと何を削るべきか、削ることができるのかを判断する必要がある。

そうしなければ無理がたたって健康を崩してしまうことがあるかもしれないし、

何継続的に支出を減らすことにに意味があるのに、続かない方法を選んでも失敗してしまったら元も子もない。

中には楽しみを我慢しなければならないこともあるかもしれないが、

少しの間だけ後回しにすることで、より大きな楽しいを享受することができるかもしれない。

収入を増やす

支出を減らし、毎月の収支が安定させることができたら、いよいよここからは収入を増やすための行動に移っていく。

方法はたくさんある。本業にしっかり取り組むのでも良いし、副業に取り組むのでも良い。

人それぞれに合ったやり方があるので、自分の性格と、使える時間と、資金力を考えながら最適な方法を選んで取り組む必要がある。

今までは会社に雇われていて毎月給料が払われるので、あまり意識することはないのだが。

私たちは勤め先の企業に対して、時間と労働力を提供することでその対価として給料という形で報酬を得ている。

ただ仕事をしていて勝手にお金が振り込まれているとかそういうことではなく、提供するものと受け取るものを交換している。

その交換レートが正しいのかは別にして(若いうちは企業に提供できるものが少ない割にもらう分が多いということもありえる。)

本業に集中するならより短い時間でより高い成果を出すことができるようにしなければならない。

副業に取り組むなら自分の持つスキルを提供するか、何かを商品として提供するか、やり方は自由だが、相手の持つお金と交換できるものを提供しなければならない。

時間と労働力以外のものとお金を交換した経験は少ないか、ほぼ無いに等しい。

だから副業は初めは全然成果が上がらなくて諦めたくなる。

しかし、軌道に乗れば短期間で大きく稼ぐこともできる。

収入源を分散することで精神的な安定を維持することもできるので、

私自身は副業に取り組むのが良いと考えている。

運用のための種となる資金を作る

一言で言えば貯金を意味する。

小さな資金からでも運用をすることはできるが、小さな元手で一生懸命運用しようとしてもあまり意味がない。

金額が大きければ大きいほど有利になるからだ。

また、タイミングの問題もある。

アベノミクスが始まる前に運用を始めていたのなら今はかなり成長して資産と呼べる規模になっていたかもしれない。

しかし、今の20代でアベノミクスの波に乗れた人は少ないだろうと思われる。

今後は景気が後退するかもしれないという兆候も出ている。

ここからどうなるかはわからない。

兆候の通りに景気後退が起こるかもしれないし、意外に盛り返してもう一段の資産高を迎えるかもしれない。

しかし、どちらにしても元手は多く必要になる。

それに、景気は循環するもの。今回のアベノミクスの波にこそ乗ることはできなかったが、

もし、今後景気後退を迎えるなら底でしっかりと資産を買いためておき、次の好景気のタイミングを待つのが良い。

株高が続くようならそれはそれで問題はないし、景気が悪くなるのなら私たち若い世代にとっては大きなチャンスとなる。

そんなチャンスが来た時に、中途半端に運用したことで損失が出ており、売るに売れないという状況では勿体無いどころの話ではない。

精神的・時間的・金銭的に自由な人生を逃すことにつながるかもしれない。

そういうことも含め、慌ててお金を何かの変動商品に突っ込むことはせず、

チャンスが来るまでじっくりと貯金をしておこう。

支出を減らして収入を増やすことができれば、運用のための種となる資金は勝手に増えていく。

できれば毎月の貯金額を設定し、別口座を作って天引きできるようにしておけば手をつけることもできなくなる。

運用

ある程度の資金が貯まってきて、資産価格の動きもちょうど良い具合になってきたら、

いよいよ運用の時を迎える。

配当や利子収入がまとまってくると、それはもう不労所得と呼ばれるものになる。

株の配当だけで日々の生活費を賄うことができるようになればリタイアもできる。

そうした状態を目指すために、じっくりと時間をかけながら投資先を選定していく必要がある。

ギャンブルのように変動の大きい商品にお金を突っ込むこともできるが、

手持ちの資産をどのように配分して投資するか、いわゆるポートフォリオも適切なものを考えながら投資する必要がある。

一般的には若いほどリスクを大きくすることが良いと言われるが、

それは時間が残されていて再びお金を稼ぐことができることに理由がある。

ただ、できれば失敗はしたくない。

適度なリスクに留めつつ、運用していくことが肝になる。

まとめ

最後に、資産を築き上げることができた場合、今度はその資産を減らさないようにすることも考えなければならなくなる。

しかし、それは今の私たちにとってはまだまだ先の話。

今はまず、財政状態の把握と改善に取り組むべきだ。

日々の出費を減らし、収入を増やす。貯金を継続して、複利効果を得やすいようにできるだけ大きな種を用意する。

タイミングを見極めながらじっくりと投資を行っていく。

20代の若者ができることと言ったらこれくらいだ。

すぐにできることではないし、簡単なことでもない。

だからこんなことを本気で考えて実行する人はそれほど多くはない。

他人に自分のこうした考えを口に出そうものなら意識が高いとか、子供だなぁといった言葉をかけられる。

口ではお金がいっぱいあればいいなぁと同調するような人の中には、本気で資産を作ろうと考えている人は少ない。

そんな人物に自分の考えを話しても特になることはあまりない。

相手にとっても興味がなくてつまらないし、自分にとってもよい返答は返ってこない。

だから自分の胸の中に秘めたまま、うまくいくまで絶対に口に出さず、日々行動し続けていく必要がある。

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