2020年の過ごし方や勉強すべきことを労働政策の指針を見ながら考える

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国の労働に対する考え方を把握する

株式市場で取引をする人々の世界では「国策(政策)に売りなし」という言葉がある。

国が推し進める政策に関する銘柄は素直に買っておく方が利益が出る可能性が高い。

という意味合いが含まれているとのこと。

株価が上がるということはその企業の業績が向上している可能性が高く、

その企業の業績が向上するということは、概ね実施されている政策の通りに動いているということになる。

ということは、「国策(政策)に売りなし」は株の世界に限らず、私たちの普段の生活においても同様であり、素直に政策に乗っておく方が良いと言えるのではないだろうか。

国民の投票で選ばれた人々が代表となって考え、日本の中でも特に賢い官僚がその詳細を詰めていくものが国の政策なのだから、

その良し悪しについてはわからない部分が多いが、自分には思いつかなかったり考えが及ばないことについてもしっかりと考えられているのではないだろうか。

少なくとも、国の中心にいる人々が何を考えてどこを向いており、どんなことをやろうとしているのか?ということくらいは知っておいて損はない。

ということで、今回は労働に関する国の考え方について調べる。

労働政策の詳細

基本方針と目指す社会

記事の最後に参考資料として掲載しているが、厚生労働省の「労働政策基本指針(概要)」では、「基本方針と目指す社会」としてこのように書かれている。

労働政策基本指針

ポイントだと言えそうな部分を抜き出してみる。

  • 労働時間の短縮
  • 待遇の均衡化
  • 人材の多様化
  • 育児、介護、医療と仕事の両立
  • 人材の価値価値向上
  • 転職、再就職支援

それぞれの項目についてさらに掘り下げてられているが、さらにその中からポイントと思われるものを抜き出してみる。

  • 残業の上限規制
  • 有給の取得率向上と取得時期の指定
  • 過労死の防止
  • 中小企業の人材確保と退職金の充実など財形支援
  • ハラスメント対策
  • 女性、若者、高齢者、障害者、外国人人材の活躍
  • 同一労働同一賃金
  • 非正規労働者の待遇向上
  • テレワークの推進
  • 副業、兼業の普及

ここに記載していない内容も多くあるため、気になる場合は元の文書を参照してほしい。

全体を通して見てみると、労働環境の改善に向けた動きが多いと感じる。

過労死ラインと呼ばれる時間を大きく越えてしまっている業界もあるため、

それらの改善を目指していることがはっきりわかる。

個人的には、残業時間の上限規制はやめてほしい。

時給労働であることには変わらないが、手っ取り早く収入を増やすことができる方法であることと、

キリの良いところまで仕事をやりきりたい時や、この業務は自分にとって良い知識や経験が身につくと思っているのに、残業時間に規制があることが障害になるのが嫌だという点が理由にある。

また、有給の取得率向上はとても良いが、取得時期の指定を含めているのは何故なのかが気になる。

副業の普及については大賛成だが、それでも副業を禁止している企業がまだまだ多い。

 

今後の身の振り方について考えてみる

身の振り方というと大げさな話だが、結論から言うとブロックチェーン、プログラミング言語のpython、受験しようとしているExcel VBA、などについて勉強していきたい。

(国の労働政策ってどのようなものなのか?と言う素朴な疑問から書き出した記事だったので、もともと今後の働き方や身の振り方について考えるとかそんな話をするつもりではなかったのだが。。。)

直接私たちの生活に何か影響があるわけでもないから国の政策を見たところで大した意味はないと考える人もいるかもしれない。

しかし、よくよく目を凝らして見てみれば、意外と私たちの生活に影響しそうなことも書かれている。

年越しの前、実家に帰省する前に寄った本屋で購入した本がある。

それがこの日本経済新聞出版社社からの「X-Tech 2020」という本。

中身はまだ読めていないが、デジタル技術が各業界でどのように取り入れられ、活用されているかについて書かれている。

この本の中には小売、教育、金融など12のテーマが取り上げられているが、その中には物流と農業も含まれている。

そして、厚労省の「労働政策基本指針」を見てみると「業界の特性に応じた対策」という項目があり、その中にはこのような内容があった。

  • 自動車運送業、建設業の長時間労働是正
  • 医師の長時間労働是正
  • 鹿児島県、沖縄県の砂糖製造業の人材確保、省力化支援

運送業は物流に、医療業界は健康(広い意味で)に、砂糖製造業は農業の分野で関わりがある。

国がこれらの業種に対して直接名指しで支援しようと言っている。

冒頭の「国策(政策)に売りなし」という言葉を信じるのなら、これらに関するサービスを提供する会社などは追い風を受けるのではないだろうか。

正月からろくに遊びにも行かずにこんなことばかり考えている。

こうした話に全く興味がないのであればいつも通りに正月を楽しむのも悪くないし、

今の仕事や収入に対して不満や将来への不安を持っているのであれば、国の政策という面から将来的に伸びそうな業界がないか?

まとまった時間が取れる正月に調べてみるのも悪くない。

自分の興味の有無を鑑みた上で、持っている知識や経験が役立てられそうであり、

なおかつ今より待遇が良くなりそうなら思い切って飛び込むかどうかを含めて検討する価値はある。

ただ、いくら国の支援を受けそうだからといっても、1つの業界がずっと成長し続けることは難しいかもしれない。

しかし、先ほど紹介した本には基礎となる共通技術があるとされている。

例えばビッグデータの解析やブロックチェーンなどもその1つ。

私自身はこの本に取り上げられている基礎となる共通技術について学んでいきたい。

どちらも身近なものではないのでとっつきにくいイメージがあるし、どんなことをするのかも全くわからない。

とはいえ、わからないものをわからないままにしておいても仕方がない。

ビッグデータの解析は普段使っているエクセルに付属の機能で小さなデータを遊びで集計してみるところからスタートし、

段階を踏んで扱うデータの量を増やしたりデータの加工を試してみると言うところからでも良いと思う。

もしかしたら途中から数学的な知識や統計に関する勉強などをする必要が出てくるかもしれない。

何が必要で何が不要かといったことも含め、とにかく始めてみないことにはわからない。

ブロックチェーンは、最初は暗号通貨の盛り上がりで興味を持った人も多い。

私自身もその一人で、今は通貨の価格が落ち込んでおり、あまり話題にならなくなっているが、

その元の技術であるブロックチェーンについては興味があって本を読んでいる。

(正直、難しくてさっぱりわからないが。。。)

正月からまとまりのない話になってしまったが、2020年も仕事と勉強を頑張っていきたい。

参考

労働政策基本指針-概要(厚生労働省)

労働政策基本指針-本文(厚生労働省)

X-Tech 2020(日本経済新聞出版社)

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