これからの働き方を考える[就活]

この記事は約4分で読めます。

就職活動を始める前に、今の日本人の働き方がどのようなものであるのか?

そして、これからどのようなものになっていくのか?ということについて、

知っておいて損はしない。

そこで、今回は働き方について考える

働く期間は伸びている

平均寿命の伸び

これからは働く期間が長くなっていくことになる。

そのことを示すデータの一つに平均寿命がある。

厚生労働省では平均寿命を公表している。

主な年齢の平均余命(厚生労働省)

このページから平均寿命の推移を見てみる。

昭和22年では男性50.06歳、女性53.96歳

平成22年では男性79.64歳、女性86.39歳

このようになっており、平均寿命は伸び続けている。

長生きすればするほど生活するためのお金が必要になるため、その分のお金を稼ぐために働かざるを得なくなっている。

労働期間の伸び

実際、現在の60代がの大半がすでに70歳を超えても働きつづけることを考えている。

先日、このような記事が日経新聞に掲載された。

60代の過半数 「70歳超えても働く」「人生100年」を意識 郵送世論調査

この記事には、何歳まで働くことを考えているか?というアンケートの結果が記載されているが、その結果をグラフ化したものがこちらの図になっている。

何歳まで働くか

以前と比べて寿命が長くなっていることもあるが、それに加えて年金をもらうことができる金額がすでに減り始めていることも理由となっている。

これは何十年後の将来という「いつか」降りかかってくる話ではなく、すでに私たちの父親や母親が直面しはじめている問題であり、

働ける間は働こうと考える人が今の時点ですでに増えているという結果になっている。

そして、この問題は私たちが老後を迎える時にも必ず直面することになる。

以前のように60歳で定年を迎えて後は老後の自由を満喫しながら過ごす。。。という生き方は今後少なくなっていき、健康でいる間は働き続けなければならない。

「好きなことをして生きる。」という言葉がある。

言葉だけを聞くと、「嫌なことから逃げ出していい。」「辛いことは我慢しなくてもいい。」という無責任なニュアンスを含んでいるように聞こえるがそうではない。

全ての責任を投げ出して良いという話ではなく、好きなことを仕事にしなければ長く働き続けるのは苦痛でしかなくなるということを意味している。

そのことについて詳しく書かれている本がある。

Kindle版を購入して読んだことがあるが、これまでの働き方に関する価値観とは異なる考え方が書かれており、これから働き始める学生にとっても大切なことが書かれているので読んでおくべき本だと言える。

終身雇用はもはやない

「終身雇用は厳しい。」という言葉が、経団連とトヨタのトップの口からそれぞれ出ている。

「終身雇用難しい」トヨタ社長発言でパンドラの箱開くか

「雇用制度全般の見直しを」中西経団連会長 経済3団体トップの年頭所感

ワリを喰うのはこの労働慣習が当たり前の頃に就職した30代から40代の社員だと思われるが、

こんな状況にあっては労働市場での自分の価値を上げるか、自分自身でお金を稼ぐことができるようにならなければならない。

「終身雇用はもう維持できない」なら今の20代はどうすれば良いのか?

また、自主退職者の募集や配置転換を行うなどで、実質的なリストラを行なっている企業は増えている。

リストラ数は6年ぶりに1万人超え。業績好調でも早期退職者を募集する理由

 

定年を迎えるまで会社が責任を持って私たちを雇うことは難しいと言われてしまった以上、

自分の身は自分で守るしかない。

就社ではなく、就職をする。

正直なところ、私たちの働き方を取り巻く環境は決して良いものではない。

しかし、だからと言って、何のあてもなく起業だったりフリーランスで生きていく。

という考え方は危険だと言わざるを得ない。

これから長い間働き続ける中で収入が途切れないようにするには、雇用され続けるか自分で稼ぐことができる状態になければならない。

一番やりやすいのは雇用されやすい状態を維持向上していく方法になる。

自分自身の雇用を守るためには、会社に提供できる価値がなければならない。

会社へ提供されてきたものは、これまでは何年会社で働いているか?といったものだった。

しかし、これからそのようなものは重要ではなくなっていくと考えられる。

代わりに、自分がどのようなスキルを持っており、それがどのような業務で使うことができ、

どうやって利益につなげることができるのか?という点が重要になる。

新卒時点では勤め先の企業の売り上げや利益に貢献できるほどのスキルを持つ人は少ない。

企業側もまとめて採用して1から学生を育てるほどの余裕がなくなってきてはいる。

しかし、今ならまだ新卒という肩書きが通用する。

だから今の就活生がするべきことは、やはりまず就職することにある。

そして、「社会人としての常識・マナー」という名前で呼ばれる労働者間の共通ルールを把握することから始める。

これに慣れてきたら、自分自身の専門性を深めるための勉強やスキルアップをしていなければならない。

コメント