就活で重要な企業研究のやり方を考えよう。

この記事は約8分で読めます。

この記事は次に書く疑問を持つ学生を対象に書いています。

  • 企業研究が何かわからない
  • 企業研究をする意味があると思えない
  • 企業研究が面倒
  • 企業研究のやり方がわからない

この記事を読むことで、企業研究をどのように進めれば良いのかわからないという状態から抜け出すことができます。

また、就活に関する情報収集についても注意点などを記載しています。

企業研究とは?

そもそも企業研究とはなんだろうか?

研究という単語がついているから難しく聞こえてしまうが、

シンプルに言えば自分が志望する企業について知るために調べるということになる。

企業研究をする目的は主に2つある。

1つ目は、自分が本当にその企業で働きたいのかどうかを確かめること。

2つ目は、自分がその企業に採用されるために、今まで学んできたこと・スキル・今後の成長性とその企業との関連性を見つけること。

いかな有名企業といえど、自分の全く興味のない仕事をする企業で働きたいと思う学生は少ない。

また、どれだけ自分がその企業で働くことを希望していても、

その企業にとってそれほど関わりがあるとは思えないと判断されたり、働くために必要なものを持ち合わせていないと判断されれば不採用にするしかない。

企業研究は就職先のミスマッチの防止と、採用される可能性を高めるための2つを目的にして行う。

企業研究なんてしなくても良い?

企業研究がなんとなく重要なのはわかっているが、

普段から授業や課題があるし、バイトやサークルもある。

色々と忙しくてなかなか時間が取れないし、ぶっちゃけ面倒。。。

なんとなくそう感じている学生は多い。この記事を書いている管理人自身もギリギリまでやるべきことやらない学生だった。

しかし、そのまま特に何もすることなく過ごしていて本当に良いのだろうか?

次のグラフを見て動き始めるエネルギー源にしてほしい。

伝えたいのは、大企業ほど賃金が高いデータがあるということ。

こちらの図は、厚生労働省が公表している平成30年の賃金構造基本統計調査結果の概要からのデータになる。(こちらから詳細を読むことができる。)

企業規模別賃金

このグラフは、企業規模の大きさによって賃金がどれほど変化するかということを表している。

左側が男性、右側が女性の図になっている。

男女差があることについては一旦ここでは横に置かせて頂くとして、

グラフを見てみると、大企業の賃金が明らかに中企業、小企業の賃金よりも大きくなっている。

お金が全てというわけではないが、生活水準は低いよりは高い方が良い。

そして、統計的に言えば大企業の方が賃金は高い。。

私たちの生活を直接左右するお金に関する事実がこのようにして存在している。

大企業に就職しなければならないわけではないが、

その間口はかなり狭いのが現実であり、なんとなく面倒という理由だけでダラダラしているとせっかくのチャンスを逃してしまうかもしれない。

 

一方で、就職活動に関する別のデータがある。

こちらはリクルートワークス研究所が公表している大卒の求人倍率調査

求人倍率

求人倍率は次のように計算される。求人倍率=求人総数/求職者数

数字が大きいほど就活生にとっては就活がやりやすい売り手市場であり、

数字が小さいほど就活がやりにくい買い手市場となる。

近年、人手不足による影響で求人倍率は上昇しており、超売り手市場で学生に有利と言われている。

しかし、実際はそれほど単純な話ではない。

表の一番右下にある従業員が5000人以上雇われている大企業では、2020年3月卒の求人倍率は0.42倍となっている。

これが意味するのは、1人につき0.42件の求人しか存在しないということであり、

大企業は人気があるので就職するのは難しく、超少子高齢社会で人手不足と言われる今でさえ、大企業が学生を選ぶことができる状態にあるということ。

ここまでのことをまとめると、

大企業の方が収入が比較的多いが、大企業は人気なので就職することが難しい。

必然的に学生同士の激しい競争が生まれることになる。

大企業に入れば人生が安泰という時代はすでに終わりを迎えつつある。

働き方も多様化しているため、大企業に入ることだけが就活の選択肢ではない。

小さな企業に入って役員を狙うことを考える学生もいれば、未上場企業で持ち株を受け取って株式上場による利益を狙う方法だってある。

派遣社員として普段は働き、時間配分をコントロールできる状態の中で副業に取り組むことで地道にお金を稼いでいくという選択肢もある。

どのような選択肢を取っても良いが、非可逆な選択肢を取る際には慎重にならなければならない。

大企業に就職できる人材なら中小企業や派遣社員になることはできる可能性は高い。

しかし、その逆は現実的に難しい。

どちらの選択肢が良いかを今の情報量で判断することができないなら、選択肢を残しておく方が良く、その選択肢を増やす努力は怠るべきではない。

企業研究は成果が見えにくく非常に面倒な行程ではあるが、

こうした現実を踏まえると、面倒だという理由だけでおろそかにしてしまって良いものではない。

手軽にネットから検索してみるのでも良いし、少しだけ力を入れて本を手にとってみるのでも良い。

とにかく動き出すことが重要になる。

参加者内定率96%のMeetsCompany

企業研究のやり方

ここからは、具体的にどうやって企業研究をするかを考える。

と言っても選択肢はそれほど多いわけではないため、以下にに書くことの中から、時間が許す限り取り組めば良い。

  • キャリアセンターでの情報収集
  • 説明会への参加
  • IR情報を読む
  • 就活サイトで情報収集

キャリアセンターは就活生のために用意された場所であるため、活用しない手はない。

大学によって用意されているものは異なる可能性はあるが、

先輩の就活体験談、企業の情報、求人広告、面接の練習などなど、就活に関わることなら全般的にサポートしてもらうことができる。

学内にあるので授業の合間にでも立ち寄るだけで金銭的、時間的な負担も小さいため、キャリアセンターを使わない手はない。

2点目、説明会への参加については、就活シーズンになれば様々な団体が就活に関するイベントを行なっている。

複数の企業が集まる合同説明会などは、業界とその企業自身の説明を短い時間の中で繰り返し行うというスタイルで行われるため、得られる情報量はそれほど多くはない。

しかし、多くの企業が集まるため、今まで全く見向きもしていなかった業界に目を向けるきっかけができる可能性がある。

個別説明会では、業界の説明ももちろん行うが、その企業に関するより深い情報を得ることができる。

複数の企業の選考を受けることが多いので、基本的に就活生は忙しい。そのため、スケジュール的に参加できる説明会の数は限られてくる。

説明会への参加はスケジュールと相談しながら効率的に進めなければならないが、実際に足を運ぶことで得ることは多い。

時間の許す限り、いろいろなイベント・サービスを利用してみよう。

後悔のない就活

3点目はIR情報を読むことについて。

説明会ではどうあっても伝えきれないほどの大量の重要な情報が詰め込まれている。

内容はその企業の財務状況や決算情報、事業の概況などになる。

今までIR情報など読んだことがない学生にとっては、小さい文字で小難しいことがたくさん書かれているIR資料を見てうんざりすることになるかもしれない。

そして、実際に読み込んで行こうとするには時間と気力を必要とするため、正直言ってかなり面倒な行程になる。

しかし、IR情報をしっかり把握して選考を受ける学生は明らかに他の学生と比べて会話の内容に具体性が伴ってくる。

特に、数ある企業の中からなぜその企業を志望しているかという点で説得力を持たせることができる。

IR情報の活用方法などの詳細はこちらにも書いている。

IR情報の見方と面接で活用する方法

4点目はマイナビやリクナビなどの就活サイト、他にはネット掲示板での情報収集がある。

しかし、根拠のない情報が多く、情報の真偽を確かめる方法が少ない。

ネットで情報を調べること自体はとても良いことだが、全ての情報が誰にとっても正しく、当てはまることはない。

情報源を明らかにしていない話は基本的に信じないようにし、口コミレベルの情報なら「こんな話もあるんだな」程度に受け流すようにしておこう。

ただし、玉石混交の情報から不要なものを省き、必要な情報だけを入手するには大量の情報に当たる必要がある。

そのため、ネットの情報はあてにできないといって情報源自体を捨て去ることはすべきではない。

LINEで就活【digmee】

まとめ

就活は面倒で時間がかかり、大変なことが多い。

心が折れそうになることもあるかもしれない。

しかし、今後の人生を左右する大きなイベントであることには間違いない。

人生には何年かに1度のタイミングで大きく変化するタイミングがある。

就活は、人生が大きく変化するタイミングと考えて間違いない。

どうしても気持ちが折れてしまった時は必ず休まなければならないが、

面倒、ダルいと言った気持ちでいて本当に良いのだろうか?

この1年間で自分の人生を棒にふるか、それとも今後の選択肢を増やすことができる方向へ進むか、

大げさなくらいに捉えて行動した方が良い。

実際のところ、就活を機に人は本当にそれぞれ違う生活を過ごしていくことになり、

いわゆる就活での成功や失敗と捉えられることがそのまま人生の成功や失敗につながるわけではない。

しかし、踏ん張りどきに余力を残して手を抜いているようなことがあって良いのだろうか?

良いことも悪いことも、どのようなことも必ず終わりがくるように、就活もいつかは終わりを迎えることになる。

この1年間だけ、頑張ってみてほしい。

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