業界研究の基本的なやり方・方法を解説する。

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  • やるべきことが多すぎて選べない
  • 周りは就活を始めているので焦っている
  • 自分もそろそろやらなければならない
  • 何から始めれば良いかわからない

そのような気持ちを持つ学生に対してこの記事を書いています。

この記事を読むことで、少なくとも何から始めれば良いかわからないという状態からは抜け出すことができます。

実は、就活でやるべきことは実は片手で数えられる程度のものしかない。

スタートする前は何から始めたら良いのかわからず悩んでしまうこともあるが、そう難しく考える必要はない。

ただ、学生によってはそれを何度も繰り返す必要があるかもしれないというだけのこと。

就活のスタートは、興味のある業界を見つけて絞り込むことから始まる。

業界研究の本を読めば少しでも興味の業界が見つかり、その業界の説明会に参加する。

そこで興味のある企業を見つけられれば個別説明会に参加する。

そこで「少し違うな」と感じたらまた次を探せばよく、もしその企業の選考を受けたくなったら選考のの準備に入る。

といった具合に、一度でも動き出すことができれば立ち止まってしまうことはない。

業界研究のスタートは書籍から

業界研究の主な方法には以下の方法がある。

  • キャリアセンターでの情報収集
  • 書籍
  • 合同説明会などのイベント
  • ネットでの情報収集
  • OBなどへのヒアリング

どの方法にも一長一短はあるので、それぞれの良し悪しを把握した上で適切な方法を都度取っていけば良い。

良し悪しを判断するための基準は主に以下の3つ

  • 費用
  • 時間
  • 情報の信頼性

これらに当てはめながら順番に考えてみる。

はじめに、キャリアセンターは就活生のためだけに用意された環境となっている。学内にあるのですぐに利用でき、費用もかからない点では優れている。

また、業界研究から面接まで一通りのことをサポートしてもらうことができる。

また、地元企業を筆頭に、大学が得意とする就職先の業界を持っていることがある。

しかし、全ての業界の情報を網羅していない、情報が古い、情報が客観的でない可能性がある。

ネットでの検索は隙間時間でさっと調べられて手軽な反面、様々なページをめぐる必要があるため手間がかかる。

その上、情報の真偽を確かめる方法がないため、記載の情報はあてにならないことが多い。

インターン、OB訪問、説明会などに参加してヒアリングする方法は直接かつ深い話を聞くことができるのがメリットだが、反面スケジュールの調整が必要になる。

書籍の場合は、日本に存在する業界の情報について、最新の情報を網羅的に掲載している。

購入しても費用は安く、最悪立ち読みで必要な部分だけ読んでしまう方法もある。

時間も授業の空き時間や行き帰りに書店に立ち寄ることができる。

ただし、実際に働いている人の話や個別企業の労働環境などについて知ることは難しい。

このように業界研究の方法は複数存在する。

どれかを選び、どれかを捨てるといったことはせず、状況に応じて取れる方法を選ぶ必要がある。

とはいっても、やはり取っ掛かりとして始めやすいの本から情報を得ることだと言える。

最新の情報が網羅的にまとめられており、時間もお金も手軽さの面から見ても取り組みやすいことが理由にある。

お勧めの書籍は以下の2つ。どちらを選んでも問題はない。

(ちなみに私が就活生の時は会社四季報の業界地図を購入した。)


パラパラとめくって全体像を把握する

日本には400万近くも企業があると言われているが、その全ての企業について調べることは現実的には難しい。

そして、それは業界研究についても同じになる。企業の数ほどではないが、日本に存在する業界の数も相当に多い。

それらすべてを調べることは不可能だとまでは言わないまでも、それなりに時間と労力を必要とする。

就活生はただでさえ忙しい。業界研究の他にも企業研究、履歴書・ESの準備、面接の練習など、やらなければならないことは本当に多い。

そのような状況の中で、業界研究に必要以上に時間を割いてはいられない。できる限り効率的に行う必要がある。

そのため、上に挙げた本でも片っ端から全て読んでいくのではなく、まずはパラパラとめくってみる。

だいたいで良いので、どのような業界が存在するのかを知ることから始めた方が良い。

どのような業界が存在するのかをざっくりと把握したら、その中から自分の興味のある業界と興味のない業界に分けてみる。その分類が済んだら次のステップに移る。

興味のある業界から調べる

1つ前の項目で、興味のある業界をある程度分類することができれば、次はその興味のある業界のページを読み込んでいくことになる。

1つの業界の中には業界トップ、大手、準大手、中堅、中小と複数の企業が存在している。

それらを全て調べていくことは不可能なので、現時点で志望度の高い企業についてはトップから以下も詳しく読み込み、志望度が低い業界はある程度の段階で早めに切り上げよう。

続いてその中からさらに調べてみたい企業のWebサイトに行き、IR情報や採用情報が出ているかをチェックすることになる。

ここまでいくと、業界研究と企業研究の境目がだんだんとなくなってくる。

ノートにまとめるよりも書籍に書き込む方が効率が良い

業界研究をする中で調べた情報をノートにまとめている学生がいる。

とても丁寧にわかりやすくまとめられていることもあり、素晴らしい業界研究ノートを作成している。

業界研究のやり方に絶対はないため、どのような方法をとっていても問題はないことを前提とした上で個人的な意見を述べるが、

既に書籍に書かれている情報を改めてノートに記載する意味はないと考えている。

書籍に乗っていない情報をまとめるべきだという考えもあるが、ノートと業界研究用の書籍を別にしていると、いちいちそれぞれを開いて確かめるという手間が増える。

それなら、不足している情報はルーズリーフに記載し、業界研究用の書籍の該当ページに挟んでおく方が労力も時間も削ることができる。

目星がついたら合説へ

上に挙げている業界研究の本は、何も最初から最後まできっちり読まなければならないというわけではない。

興味のある業界を見つけることができ、その業界の説明会が行われる予定が近々あるのなら、さっさと予定を組んで参加した方が良い。

後にも書いているが、業界研究は企業の選考プロセスの外側にあるものなので、極端に言えば時間をかけすぎても内定には近づかない。

あくまで自分の中で選考を受ける企業を選ぶためのプロセスなので、

興味のあるなしをさっさと判断するためにも、時間に余裕があればどんどん合説を初めとしたイベントに参加するのが得策になる。

リクナビやマイナビといった大手の就職支援サービスによる合説はもちろん参加すべきだが、

ここ最近は、就職支援サービスを通して入手した学生の情報を企業に売っているとの報道があり、少しマイナスイメージがある。

これら2つのサービス以外の利用も選択肢に入れても良い。

(そもそも、企業側も複数のルートを通じて学生を採用しようとすることに抵抗はないと考えられる。)

無料のイベントは調べて見れば案外ある。リクナビなども含めて利用するにはメールアドレスの登録など少し手間はかかるが、全ては自分の希望に合う企業を見つけ、内定を得るためにやること。

無理にお金をかけてはならないが、時間の許す限りイベントには足を運んでみよう。

参加者内定率96%のMeetsCompany

業界研究に時間をかけすぎない

ある程度まで情報を集めることができれば、さっさと切り上げて次のステップに進む方が良い。

業界研究は興味のある業界とそこに含まれる企業について知り、就職先を選択するための判断材料を集めるための重要な行程だが、内定を得るための必須のものではない。

就活生が内定を得るために必要なものは、企業側が選考のプロセスとして用意したものに限られる。

具体的に言えばエントリー、筆記試験、面接などがそれに当たる。

面接で質問される内容も自分の志望動機やアピールポイントなどであるため、

必ずしも業界情報が必要になるとは限らない。

その業界について詳しくなることで損をすることはないが、一定以上の基本的な情報を抑えることができればそれで問題はない。

合説などのイベントでは、就職1,2年目の先輩が来ることもあり、選考の体験談などを聞くことができることはあるので全くの無駄というわけでもない。

いずれにしても、就活の進捗状況と自分のスケジュールを見ながら進めていこう。

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