2065年まで人口は縮小を続けることを20代は認識すべき

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日本の人口が減少の危機にあることは私たち20代が小学生の頃から授業などで指摘されている。

何度も耳にしたことで聞き慣れてしまい、もはや危機感を感じなくなっているような気もする。

今回は、改めて人口減少について調べた上で、私たち(現在の20代)の生活に対する影響を考える。

2020年から2065年までの人口ピラミッドの推移の予測

これからの日本の人口の構成がどのようになっていくのか。

図にしてまとめてくれているサイトがある。

(国立社会保障・人口問題研究所)

このサイトでは、2020年から2065年

図の細かいところは見なくても良い。

どんどん下にスクロールしていき、人口ピラミッドがどのように動くのかを確認してほしい。

(国立社会保障・人口問題研究所)

人口ピラミッドの推移

↑こちらのサイトに飛んでみるとよりわかりやすい。

2025年の人口ピラミッド

2030年の人口ピラミッド

2035年の人口ピラミッド

2040年の人口ピラミッド

2045年の人口ピラミッド

2050年の人口ピラミッド

2055年の人口ピラミッド

2060年の人口ピラミッド

2065年の人口ピラミッド

下にスクロールするにつれて、人口ピラミッドの下の方が細く、人口ピラミッドの上の方は厚くなっているのが見て取れたのではないだろうか。

2020年の人口ピラミッドを見ると、日本の人口で人数が多く、層が厚いのが今の50代、60代になっている。

人間平等に年を取っていくので、それが今後、高齢者になっていく。

医療技術の進歩により平均寿命が伸びていることも有名な話。

20代の生活に関する影響

今の20代の生活にどう影響するか、一言で言えば税金が増えることが考えられる。

高齢者が増えてくると、単純に社会保障費が増えることになる。

社会保障費の中でも主な費目は年金と医療費と言われているが、

これからは上に貼り付けた図の青い部分にあたる生産年齢人口(つまり現役世代)がどんどん減少していくのに対して、

黄色、赤の部分にある老年人口(リタイア世代)がどんどん増えていくことになる。

20代である私たちは、今のところあと40年前後は働くことになると思われるが、

その間、高齢者の年金や医療費を賄うための負担が私たちにどんどん降りかかってくることになる。

しかも、図を見てみれば明らかだが、明らかに若い世代の割合は縮小し続けるため、一人当たりの負担額が大きくなりつづける。

今のままでは増え続ける社会保障費を賄うことはできないと考えられている。

となればどうするか?

具体的には現役世代への増税が行われることになる。

これから行われていくというよりも、今までも既に目立たないような形で増税は行われてきた。

既に企業で勤めている方は、新入社員の頃からの給与明細を取得して一覧にしてみると一発でわかる。

明細を見てみると総支給額から差し引かれる項目が色々とあるのだが、

その中でも特に負担が大きい項目の一つは厚生年金保険料になっている。

特にこの厚生年金保険料の動きを追ってみると、年を経るごとに徐々に増えていることがわかる。

これは、2004年の小泉内閣の頃に、年金制度改革により2017年まで厚生年金保険料率を段階的に引き上げることが決定されたことが背景にある。

私たちの頃は参政権は20歳から、今では18歳からになっているが、

政治に参加することができない時に決められたことが今の私たちの生活に直接影響している。

そして、政治に参加することができるようになった今も

これからも目立たないように、私たちに気づかれないように増税を行なっていく可能性は高い。

というか、普段から仕事をしている私たちは能動的にそういった情報を取りに行くことがなければわかるはずがない。

政府がいくらお金を使うのかについて議論をしているが、その概算要求の金額に関する新聞記事をみると、毎年その要求額は増えている。

 

20代はどうするべきか

ここまでのことをまとめると、人口減少と高齢化が進む中で、増税による生活への悪影響があることが予想される。

では、私たちはどうするべきか。

増税された上でも自分自身が望む生活水準を維持できるように、お金を稼ぐ力を身につけなければならないと考えている。

理想の生活は人によって差があるかもしれないが、何も贅沢な生活をするというのではなく、

寿命を迎えるまで貧しい思いをしなくても済むような水準で良いのではないかと考えている。

このような状況になるまで手を打たなかった政府が悪いと責任を誰かに求めても何も変わることはない。

また、現在の高齢者も、今ほど労働に関する制度や環境が整っていない時から働いてきたという経緯があるので、恨み言をいうべきでもない。

具体的に取れる手段ですぐに思い浮かぶのは、私たち自身が働いてお金を稼ぐことと、選挙に行くこと。

とはいえ、選挙では若年層よりも高齢者の方が多いのだから、選挙では高齢者向けの政策を唱える政治家が選ばれる可能性の方が高い。

そのため、若年層のために動く政権は生まれる可能性は高くない。

仮に、そのような政権が生まれたとしても、少子高齢化に対する解決策があるのか?

解決策があったとしてもそれを実行することができるか?

といったことを考えるとこれからの現役世代の苦境の改善はあまり期待できない。

現実的に考えて実行できる可能性が一番高いのは、自分自身でお金を稼ぐことになる。

サラリーマンを突き詰めること、副業、起業など方法は一つとは限らない。

自分にあった方法を探して取り組む他はない。

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