セルやシートにカーソルが合っている状態にする方法を確認します。
書式
Object.Activate
例1:セルをアクティブにする
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Sub ActivateCell() Range("A1").Activate Enc Sub |
とてもシンプルです。セルを指定して「Activate」とするだけです。
マクロを組む際、セルを指定して操作することが多いです。
簡単な例で言えば「Paste」メソッドです。
これはセルを指定してPasteメソッドを実行することはできないため、次の2つの方法で貼り付けします。
①先にセルを指定してからPasteメソッドを実行する
②PasteSpecialメソッドを実行する
このうち①を採る場合に今回の内容である「Activate」を使います。
次々にアクティブセルを変更していく繰り返し処理などにも使うことができます。
例2:シートをアクティブにする
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Sub ActivateCell() Worksheets("sheet1").Activate Enc Sub |
セルだけでなく、シートも指定することができます。
シート1で計算した結果を、罫線や表などレイアウトが整えられているシート2に転記することがありますが、そんな時はActivateによってシートを指定することで可能です。
まとめ
- 「Activate」でアクティブにすることができる
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