Excelで表形式のデータを作成している時、できるだけきれいに見せたくなります。
そんな時は、セル内の文字位置調整を行うときれいにデザインすることができます。
この記事では、1つのセルの中で、上下左右に文字の位置を調節するためのショートカットをご紹介します。
Alt>H>A>?で縦位置と横位置を調整できる
Excelのセルの中では、縦位置と横位置はそれぞれ独自して調節することができます。
途中までは同じキー操作になりますが、最後の1回のキー操作によって6つのパターンに分かれます。
まずは、それぞれの操作でどのような見た目になるかをご紹介します。
ちなみに、Altから始まるショートカットは入力中は画面上部にガイドが表示されます。
次にどのキーを入力するとどの機能が使用されるかを教えてくれます。
Alt>H>Aと順番に入力し、最後の操作によって分かれていますが、これはAltでショートカットメニューの起動、Hで「ホーム」タブの選択、Aは上図の中央少し左にあるようにセル内の文字位置を指定するためのキーをガイドしてくれています。
画面上部の「ホーム」タブ内に元からあるので、クリックでいいじゃんと思うかもしれませんが、他のショートカットと合わせてどんどんマウスの操作を減らしていくことで、操作が速く正確になっていきます。
左寄せ:Alt>H>A>L
LはLeftの略称だと思います。
中寄せ:Alt>H>A>C
CはCenterの略称だと思います。確認していないのでもしかしたら違うかもしれませんが、間違っていたとしてもCenterの略称だと思っておけば覚えやすいかなと思います。気になる方は調べてみてください。
右寄せ:Alt>H>A>R
RはRightの略称だと思います。
上寄せ:Alt>H>A>T
TはTopの略称でしょうか。
中段寄せ:Alt>H>A>M
MはMiddleの略称かと思います。
下寄せ:Alt>H>A>B
BはBottomの略称でしょうか。
お勧めの使い方
表形式のデータを扱う時は文字位置を列全体に適用する
最上段に列名がついていて、2行目以降は実際の値が入っているような表形式のデータを扱う時は、セル内の文字位置の設定を列ごとに行うのが良いと思います。
より細かく言えば、タイトルは中段・中寄にして、2行目以降は打ち込む値によって適切に設定する形です。
このようにせっていすることで列ごとに文字位置が揃って見栄えがよくなります。
セル内改行を行ったときのレイアウトの調整
セルの中で改行を行うことは時々あります。見栄えをよくするために調整が必要になるので、手間がかかってあまりセル内改行自体はお勧めできないのですが、どうしても必要になった時は今回の記事の内容が役に立つと思います。
綺麗に見える文字位置のパターン
中段・中寄:タイトルや項番(No)の列など
表形式でデータを扱う時の列名(タイトル)や、Noのような数字だけを打ち込む場合などで、中段・中寄せで使うことは意外と多いと思います。
詳細な文章をセル内に書き込むときは、逆に見えにくくなるので、上段・左寄せが良いかと思います。
上段・左寄せ:複数行に分けて入力する場合
改行が必要なほどに詳細な内容をExcelに打ち込む場合は上段にして左寄せにすることで見やすくなります。もしくは、中段の左寄席でも良いかもしれません。
最後に
他のExcelの記事をこちらにまとめています。
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