コマンドプロンプト上でPythonを実行するとき、共有フォルダ上のパスを指定すると、「UNC パスは現在のディレクトリとしてサポートされません」と表示されることがある。
このままではPythonのコードを実行することができない。
ネットワークドライブの割り当てを行うなどで実行ができるようにする必要がある。
この記事では、Pythonで共有フォルダ上のパスを指定する方法について整理する。
原因
UNCパスはWindowsネットワークで共有されているフォルダなどの位置を示す記法。
共有フォルダのアドレスを指定することができるが、これが今自分の手元で実行している端末に割り当てられていないため、Pythonが実行できない状態になっている。
後述の手順でインタプリタ形式でPythonを実行できるようにする。
実行したいフォルダ上でコマンドプロンプトを起動
共有フォルダのアドレスバーで「cmd」を入力してエンターで実行
この操作の後に開いたコマンドプロンプトを使うことで、
タイトルにあるエラーが発生せずにPythonのコードを実行することができる。
ネットワークドライブの割り当て
手動でネットワークドライブの割り当てを行う
pushd コマンドで一時的に割り当て
1 |
C:\Users\Desktop>pushd 共有フォルダのアドレス |
“pushd” [アドレス]と指定して実行することで、一時的にネットワークドライブの割り当てをすることができる。
ドライブレターはその時使われていないものが自動で割り当てられるので特に指定する必要はない。
その後、Pythonのコードを実行することでタイトルのエラーが表示されずに実行できる。
net use コマンドで割り当て
要追記
subst コマンドで割り当て
要追記
まとめ
Power Shellだとどうなるのか
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