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社内に存在する野良マクロの多さからExcel VBA スタンダードを受験することにした。

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以前、Excel VBA ベーシックに合格したが。。。

以前、Excel VBA ベーシックを受験した。

幸い合格することはできたものの、マクロを実際に業務で使うことはほとんどなく、資格だけを取得して満足しているという典型的ダメな状態になっていた。

それからしばらく経ち、12月に入ってから少しだけエクセルのマクロを触る機会があった。

書いていることの意味を理解することはできたものの、修正を頼まれてもなかなか太刀打ちすることができなかったのでまだまだ勉強する必要があると感じた。

そういう経緯があったため、年末年始の空いている時間でExcel VBA スタンダードの試験を受けようと考えている。

また試験だけ受けて満足する状態に陥ってしまうかもしれないと思わないでもないが、今回は少し事情が違う。

社内に点在する野良マクロの恐怖

現在の勤め先の企業では多くの部署や社員がマクロを業務に組み込んで使っている。(どこもそうだとは思うが)。

下期に入ってからマクロの不具合が起きているという部署や店舗がいくつか発生していたようで、

そうしたマクロを見てほしいと言われたのが12月にあった出来事だった。

「自分自身で書いたことはないんだけどなぁ」とは思いつつも、

やってみないことには始まらない。

自分の勉強も兼ねることができると思ったので、

わからない点はその都度調べながらコードを見ていた。

実のところ、

マクロは正常に動いており、わざわざ修正しなくても正常に動くようになった事例も多かった。

そんなこんなで結局「マクロの勉強になっていない」とも思っていたのだが、

ここで問題があることに気づいた。

社内で主に使われているマクロは複数あるが種類自体はそれほど多くはない。

また、そのうちのいくつかは提供部署や作成者がはっきりとわかっている。

そのため、不具合が起こっても大抵は何とかなった。

しかし、一部のマクロで提供部署や作成者がわからないものが存在している。

何年も前に作られたもので、部署や店舗に長くいる社員に聞いても作成者がわからない場合や、

記録に残っている編集者に連絡してみても転職や退職ですでに社内にいないこともあった。

また、社内には在籍しているが、もう異動したので本来の業務ではないという理由から修正の対応はしないという人もいた。

しかも厄介なのは、もともとは一つのマクロだったものから類似のマクロがいくつも派生していることだった。

おそらく、以前からずっとこのような状況だったのだろうと思う。

作成者や編集者がわからない上に、提供部署もはっきりしていない。

そのため、責任を持ってマクロを管理する部署がなく、不具合が起こった場合には該当部署の中でマクロに詳しい社員が修正の対応をするしかなかったのだろう。

その結果、機能は同じはずなのに中身が微妙に異なるマクロが社内で増加してしまった。

不具合の起こった部署ではなぜうまくマクロがまわらないのかわからない。

逆に、同じ機能を持つマクロなのに正常にまわっている理由もわからない。

修正できる人はおらず、その度に他部署、他店舗からマクロをもらったりと融通しあうことでさらにややこしくなっている。

何だかんだで業務は回っているということもあり、今すぐ重大な問題になるわけではなさそうだが、せめて所管部署だけでも決めた方が良いと感じる。

しかし、誰が作ったかもわからず、全国に似たようなものが複数あるマクロを一つに統一して管理しようというのはかなり骨が折れそうでもある。

そんな仕事を引き受けたい人がいるとは思えず、目立たないながらも長く残っていきそうな問題だと感じた年末だった。

Excel VBA スタンダードを受験することに。

12月にマクロの不具合の対応をしていて感じたのは、野良マクロと属人化の危険性が1つ。

もう1つは、社内にはマクロを使うことができる社員はそれほど多くはないということ。

ということはマクロを使うことができる社員は、おそらくそれだけで何割かの社員よりもごぼう抜きで労働力としての価値が上げることができると感じる。

もちろん、マクロを組んで業務効率化をすることだけが仕事ではないので、それだけで安泰などという考えを持つのは危険極まりない。

第一、フォーマットが変わったりすると不満が出ることもあれば、使い方の説明やコードの意味を書いていなければ誰も理解することができず、属人化する可能性もある。

使い方や機能についてまとめられた仕様書を書くこと、

将来そのマクロの管理を引き継ぐ社員がいるか?

マクロを使っていて問題が生じたときの対応策など、運用面も含めて考えるべきことがある。

使っていく中で問題が発生する可能性は十分にあり、自分自身にとっては効率化になったとしても、周りの社員にとっても同じように効率化できて便利になったと感じるとは限らない。

このようなことはあるものの、いずれにしても、せっかくマクロを触る機会があり、そこでコードの修正をするまでの十分な技術がないことが明らかになった。

さらにマクロを身につければ労働力としての価値が上がりそうだという点もあり、

勉強するには十分な理由があるので、年末年始で勉強時間を取ってExcel VBA スタンダードを受験することにしたい。

早速テキストも購入したので年末年始でじっくりと勉強しようと思う。

業務効率化はExcel VBAだけpythonでも可能?

ちなみに、以前からpythonを勉強していたこともあり、

マクロでできることをpythonでもできないのか?という疑問が湧いたので少し調べていたのだが、

どうやら大体のことはpythonを使ってでもできるようだった。

pythonを使うことができる社員はマクロを使うことができる社員よりもさらに少なく、

もし、何かしらのスクリプトを作ることができたとしても、より属人化の危険性は増すことにはなるが、

前述のように仕様書、運用、引き継ぎの面まで考えて作ることができれば、より多くのデータをより早く処理することができ、便利になるのではないかと考えている。

最近はpythonの記事を書いていないが、やめているわけではないので引き続きpythonの勉強もやっていく。

試験対策の記事:Excel VBA スタンダード試験対策1 プロシージャ

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合格しました。:Excle VBA スタンダードに700点でギリギリ合格!

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