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【Excel VBA】セルの切り取り(Cutメソッド)【マクロ】

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この記事は約2分で読めます。

Excel VBAで切り取りをする方法を確認します。

Cut(切り取り)メソッド

書式

オブジェクト.Cut Destination:=~

指定したセルを切り取り、クリップボードに保管します。

引数Destinationを指定することで、クリップボードに保管せず、指定したセルに直接貼り付けることができます。

離れたセル範囲を指定することはできず、1つの連続したセル範囲を指定する必要があります。

セルの切り取り(Cut)

セルA1に記載されていた「No」をセルI1に切り取り、貼り付けする処理です。

実行結果

セルの切り取り

引数Destinationを指定しない場合、クリップボードに保管されるだけなので、Pasteメソッドなどを使用して貼り付けする必要があります。

 

セルA1が含まれる範囲全体を切り取りし、セルI1へ貼り付ける処理です。

Pasteはセルを指定して使うことはできないため、一度I1のセルをアクティブにしてからPasteを実行しています。

なぜ、セルを指定してPasteを実行できないか気になる方はこちらの記事をご覧ください。

RangeオブジェクトはPasteメソッドをもたない

 

実行結果です。

引数を指定しない場合の切り取り・貼り付け

セルA1が含まれる範囲全体が、セルI1に移動しました。

まとめ

  • 指定したセルを切り取ることができる
  • 引数Destinationを指定することでクリップボードに保管せず貼り付けすることができる
  • 引数を指定しない場合はクリップボードに保管されるため、貼り付ける場合はPasteメソッドを使う

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