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【Excel VBA】Do Whileで繰り返し処理。For Nextとの違いは処理回数が明らかかどうかです。

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この記事は約3分で読めます。

Do Whileによる繰り返し処理の方法を確認します。

Do Whileの書式

Do Whileを使うときの条件式はこちらです。

Do While 条件

処理

Loop

次の項目でさっそくサンプルを見てみましょう。

Do Whileによる繰り返し

こちらはiが10以下の場合に1列目に「Hello World」と繰り返し入力するマクロです。

つまり、10回文字を入力します。

各行の意味はサンプルコード内の右側に補足しています。

iの値が10よりも小さい場合に処理を行います。

実行結果はこのようになります。

For Nextとの違い

For Nextとの違いは、繰り返す回数が明らかであるか、そうでないかの違いです。

こちらはFor Nextの書式ですが、始まりと終わりを最初に指定しています。

「?から?まで繰り返し実行する。」という意味合いになります。

For i=?  To ?

処理

Next

これに対して、Do Whileでは、「?という条件を満たすまで繰り返す」という意味です。

Do While 条件

処理

Loop

とはいえ、For Nextを使っても何回繰り返すかわからない処理を行うことができます。

大きな違いは次の項目です。

Do Whileを使うときは無限ループに注意

前の項目で、Do Whileは繰り返す回数が明らかでないときに使うと書きました。

というのも、条件を満たす限り繰り返すからです。

この時、注意しなければならないのは、無限ループを発生させないようにすることです。

例えば、こちらのサンプルコードをご覧ください。

無限ループが発生します。

「 n=n+1」がなく、nの値はずっと1のままなので、「n<=10」の条件を満たし続けます。

すると、永遠に(1,1)のセルに「無限ループが発生」と入力し続けてしまいます。

処理が終わらなくなってしまうのです。

Do Whileを使う場合には、指定する条件に注意しましょう。

まとめ

今回の内容をまとめるとこのようになります。

  • Do Whileは条件を満たす限り処理を行う
  • For Nextとの違いは繰り返す回数が明らかかどうか
  • 無限ループに注意する

はじめのうちは使い分けを意識するよりも、For Nextだけに絞って、繰り返し処理を記述することに慣れるのが良いと考えています。

For Nextによる繰り返し処理

 

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